ユベントスは公式サイト上でサンプドリアに期限付き移籍しているアウデーロ選手が完全移籍となる契約条件を満たしたため、保有権がサンプドリアに移動したと発表いたしました。
発表されたプレスリリースの内容は以下のとおりです。
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選手エミル・アウデーロの最終割り当て
トリノ、2019年2月26日 ー ユベントス・フットボールクラブは以下の項目を報告いたします。
選手エミル・アウデーロの登録権は契約によって提供されていた条件を満たしたことにより、4年分割2000万ユーロで UC サンプドリアが獲得いたしました。
この取引により、1990万ユーロのプラス効果が発生いたします。
今シーズン、サンプドリアに期限付き移籍しているアウデーロ選手は1997年1月生まれの22歳。セリエＡで1年目の挑戦は25節を終えた現時点で25試合すべてにスタメンフル出場。9試合でクリーンシート達成と堂々たる成績を残しています。
1月の移籍市場が閉まる寸前の1月30日に「買取り義務への切り替え」をユベントスが発表し、サンプドリアに完全移籍することは時間の問題となっていました。
ユベントスは「財政面では売却額のほぼ全てがプラスになる」という大きな利益を手にした一方で、「クラブ内育成選手の超有望株を1人（完全に）手放す」という不利益も被っています。
この判断が将来的にどのような結果をもたらすことが注目点と言えるでしょう。
アウデーロ選手が完全移籍となったサンプドリアでさらに実力と評価を高め、U-21 イタリア代表からアッズーリに招集される水準にまで成長することを期待したいと思います。
