ユベントスは公式サイト上で「2月25日と26日の2日間はオフを取得する」と発表いたしました。現地27日(水)からセリエA第26節ナポリ戦に向けた準備を始めるとのことです。
2月24日(日)にセリエA第25節ボローニャ戦を終えたユベントスは「2日間のオフを取得する」と発表いたしました。次戦が現地3月3日(日)のナイトゲームで行われるセリエA第26節ナポリ戦ですから、4日間を準備に当てることができる計算になります。
その後は3月8日(金)のウディネーゼ戦を経て、アトレティコ・マドリードとのリターンマッチが控えています。“大ナタを振るう” のであれば、「このタイミングしかない」と言えるでしょう。ただ、「切れるカードを準備していなかった」という問題があるのです。
2018/19 シーズンのユベントスは前半戦の段階でレギュラー選手が決まっていました。
フィールドプレーヤーの出場時間で上位11選手に入った中の10選手がアトレティコ戦で先発するも、2-0 で敗れました。内容的な見せ場もなかったのですから、精神的なダメージは大きかったと思われます。
また、テコ入れ策になる選手もアッレグリ監督から信頼され切っているとは言えないこともネックになっています。
ジョーカーとして期待できるクアドラード選手は負傷による登録外で、戦力として計算することはできません。ベルナルデスキ選手やD・コスタ選手も出場時間率は 30% に満たないなど、連動・連携面に不安が残る状況と言わざるを得ないでしょう。
ただ、手がない訳ではありません。『ポゼッション型』に切り替えて、アレンジを加えることで可能性は残ります。アッレグリ監督が2日間のオフの間にどのように腹をくくるのかに注目です。