ユベントスは公式サイト上でミランに期限付き移籍しているイグアイン選手のレンタル契約を打ち切り、新たにチェルシーと半年間の期限付き移籍で合意に達したと発表いたしました。
発表されたプレスリリースは以下のとおりです。
トリノ、2019年1月23日 ー ユベントス・フットボールクラブは AC ミランと選手ゴンサロ・イグアインの期限付き移籍を打ち切ることで合意に達しました。チェルシー・フットボールクラブと選手の2019年6月30日までの期限付き移籍で合意いたしました。
これらの取引が本年度の決算に影響を与えることはありません。
合意にはチェルシー FC が 2019/20 シーズンに1800万ユーロを支払うことで期限付き移籍の期間を2020年6月30日まで延長できるオプションおよび2年分割3600万ユーロで選手登録権を獲得できる権利が含まれています。
ユベントスの求める最低条件であった「選手ゴンサロ・イグアインの減価償却費(= 年間1800万ユーロ)」は確保できた模様です。「本年度の決算に影響はない」と表明していることが理由です。
そのため、注目点は「イグアイン選手がプレミアにフィットするのか」になりました。
ユベントスにとって最も理想的なのは「チェルシーがイグアイン選手の買取オプションを行使する」ことです。次善が「レンタル期間を1年延長する」ことであり、「半年での返却」はユベントスが頭を抱える唯一の事態と言えるでしょう。
ただ、チェルシーを率いるサッリ監督はイグアイン選手を非常に高く評価しているため、半年で見切る可能性は低いと考えられます。恩師であるサッリ監督の下でイグアイン選手が本来の力を発揮することができるのかに注目です。