『スカイ・イタリア』によりますと、ピアツァ選手の期限付き移籍を希望するジェノアと選手の保有権を持つユベントスとの間で移籍の合意されたとのことです。立場が厳しくなっているピアツァ選手がジェノア行きに合意すれば、移籍が実現することになるでしょう。
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ユベントスとジェノアの思惑は以下のものです。
- ユベントス:
- ピアツァ選手に継続的なプレー機会を与えたい
- 「来季の戦力」と「現金化の対象」のどちらになっても、出場時間を積み重ねていることが重要
- ジェノア:
- ピョンテク選手の退団が濃厚で、FW の補強が必須
ピアツァ選手の移籍では「クラブ間の利害は一致」しています。そのため、選手側が「フィオレンティーナ」と「ジェノア」を天秤にかけた上で、どのような判断を下すかが移籍成立に向けた大きな要素になっているのです。
ピアツァ選手の立ち位置ですが、冬季中断時よりも厳しくなっています。
シメオネ選手(20試合出場・4得点3アシスト)とピアツァ選手が不振だったことが響いたフィオレンティーナですが、冬の移籍市場で獲得したムリエル選手が1試合2得点と “救世主” に名乗りをあげました。ティフォージの心を掴んだこともあり、序列は変動するでしょう。
また、フィオレンティーナが今季終了後に買取オプションを行使する確率はピアツァ選手よりもムリエル選手の方が高いと考えられます。(金額もムリエル選手の方が安価)
捲土重来を期すためには出場機会は多いに越したことはありません。この現実とプライドをどのように折り合いをピアツァ選手が付けるか次第でしょう。
ピアツァ選手の去就騒動の行方にも注目です。