ユベントスは公式サイト上で12月7日にアメリカ・ニューヨークで NBA ブルックリン・ネッツの主催試合において、“ユベントス・ナイト” を銘打ったイベント実施すると発表いたしました。
マッチ・スポンサーを務めることで新規顧客を獲得することが狙いと言えるでしょう。
ブルックリン・ネッツ(旧ニュージャージー・ネッツ)はアメリカ・ニューヨークのブルックリン地区に本拠地を置く NBA のチームで、白と黒をチームカラーにしています。
チームは選手補強に失敗した関係で低迷期に入っていたのですが、2016年に就任した辣腕のショーン・マークス GM の下で再建が一気に加速。「2019年夏にはチームが蘇る」との評価を nba.com がしています。
渡邊雄太選手(現メンフィス・グリズリーズ)が2018年夏に「ブルックリン・ネッツの一員」として NBA サマーリーグに参加していましたので、名前を耳にした人もいると思われます。
ユベントスが12月7日にニューヨークのブルックリンで何をやるかと言いますと、「ブルックリン・ネッツ対トロント・ラプターズ戦のマッチ・スポンサーを務める」のです。
- 試合会場のバークレイズ・センターがユベントス・カラーにドレスアップ
- ダビ・トレゼゲ氏とクラブ・マスコットの Jay が会場に登場
- NBA の試合前にユベントス対インテル戦のライブ観戦イベントを開催
「ユベントスとネッツのチームカラーが同じであること」と「同日に公式戦が組まれていること」を上手く活用したアイデアと言えるでしょう。
イタリア・ダービーのキックオフ時間は現地12月7日20時30分の予定ですが、アメリカ東海岸では7日14時30分となるからです。アジア市場を重視する傾向が強まる中で、一線を画した経営方針を示していることが特筆事項となっています。
イタリアのサッカークラブが NBA のチームとコラボレーションをするのは初めてのこと。“マッチ・スポンサー” という形で名乗りを上げたユベントスが期待した結果を手にすることができるのかに注目です。