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マロッタ前GM、インテルのフロント入りが秒読みとなる

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』などのイタリアメディアによりますと、ユベントスの前 GM ジュゼッペ・マロッタ氏がインテル・ミラノのフロント入りに近づいているとのことです。「契約書への署名を残すのみ」と報じられており、秒読みと言えるでしょう。

画像:インテル入りが秒読みと報じられるマロッタ氏
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 サンプドリアからユベントスのフロントに加入したマロッタ氏は2018年10月まで辣腕を振るい続け、チームのレベルを大きく引き上げました。

 ユベントスを離れることになった理由が「(拡大路線を強めたい)アニェッリ会長らとの相違」によるものであって、「経営面や選手補強で失敗をしたこと」が理由ではないことが特筆事項です。

 そのため、“次の職場” となるクラブが注目されていましたが、インテルになることが決定的になったとイタリアメディアが一斉に報じています。

 

 インテル・ミラノは中国の蘇寧電器(会長・張近東)に買収され、張近東氏の息子であるスティーブン・チャン氏がクラブの会長を勤めています。

 フロント陣はサバティーニ TD が補強部門のトップだったのですが、今年3月に解任。現在はピエロ・アウジリオ氏が SD という肩書きでスポーツ部門を統括する形となっています。(サバティーニ氏はサンプドリアで要職に就く)

 マロッタ氏がインテルのフロント入りをするのであれば、役職はユベントス時代と同様に「スポーツ部門の CEO」となることが濃厚です。アウジリオ氏よりも立場が上になると予想されるだけに、どういった役割と肩書きが与えれるのかが注目点と言えるでしょう。

 

 ユベントスとしては「イタリア人の若手有望株選手の獲得」において、インテルとの争奪戦が展開される可能性が高くなることが懸念点です。マロッタ氏を招聘するのであれば、インテルは『堅実路線』に舵を切る方向に傾きつつあると考えられます。

 アニェッリ会長を始めとするユベントスのフロント陣がマロッタ氏と袂を分けた後でも結果を残し続けることができるのかに注目です。