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ユベントス、Bチームとの練習試合を通してカリアリ戦に備える

 ユベントスは公式サイト上でBチーム(= U-23)との練習試合を行い、11月3日に行われるセリエA第11節カリアリ戦に向けた調整を行ったと発表いたしました。なお、試合は 3-1 でトップチームが勝利したとのことです。

画像:練習を見つめるアッレグリ監督
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 雨天のコンティナッサで行われた紅白戦では出場したトップチーム登録の選手は以下のとおりだったとのこと。

  • GK: ピンソーリョ
  • DF: バルザーリ、ベナティア、ルガーニ、カンセロ、スピナッツォーラ
  • FW: D・コスタ、ケーン、マンジュキッチ

 中盤のボランチをBチーム(またはプリマベーラ)から借りることで 3-4-3 の布陣になりますので、おそらく3バックで選手個々の状態を高めることに意図を置いていたと予想できます。

 ちなみに試合での得点者はケーン選手(2得点)、D・コスタ選手、カスタノス選手(= U-23)の3名だったとのことです。

 

 マンジュキッチ選手がプレー可能な状態に回復したことは朗報です。ただ、ベルナルデスキ選手とキエッリーニ選手が個別メニューだったことが発表されており、こちらの両選手はカリアリ戦の出場には黄信号が灯っていると言えるでしょう。

 また、アッレグリ監督には手薄になっている中盤 MF のやりくりに対する解決策を見出すことも求められている状況です。

  • 選手のコンバート:
    1. A・サンドロ:SB のやりくり次第
    2. ベルナルデスキ:能力的に見込みあり、コンディション次第
    3. クアドラード:プレースタイルに難あり
  • Bチームからの昇格:
    • 対象の選手:カスタノスかムラトーレ
    • 理由:クラブ内育成選手で登録枠の制限に引っかからないから

 現実的には「A・サンドロ選手をインサイドハーフで起用する」になるでしょう。これは左 SB で起用できる選手がいることに加え、急造の右 SB としてプレーできる選手も複数人いるからです。

 もちろん、「Bチームからの選手引き上げ」も選択肢としてありますが、アッレグリ監督は若手選手にプレッシャーがかかる起用方法には消極的であり、実際にプレー機会を与える可能性は少ないと思われます。

 

 選手が手薄となるポジションが生じている中で、アッレグリ監督が11月の代表戦ウィークまでの3連戦をどのように乗り切るのかに注目です。