サッカーのドイツ代表は公式ツイッター上でカイ・ハフェルツ選手とアントニオ・リュディガー選手が負傷で離脱し、代わりにエムレ・ジャン選手を招集したと発表いたしました。

ドイツ代表は10月13日(土)にアムステルダムでオランダ戦、16日(火)にサンドニでフランス戦が組まれています。
当初は “バラック2世” や “エジル2世” として評価が急上昇中の19歳ハフェルツ選手(レバークーゼン)とリュディガー選手(チェルシー)が招集されていたのですが、両者が怪我で離脱。負傷離脱した両選手のポジションでプレーができるエムレ・ジャン選手が追加招集されることになりました。
ユベントスからすれば、エムレ・ジャン選手がドイツ代表に招集されることは「ありがた迷惑」と言えるでしょう。なぜなら、10月の代表戦明け初戦となるジェノア戦での先発起用を念頭に置いていたと考えられるからです。
- ピアニッチ:10月15日に北アイルランド戦(@サラエボ)
- ケディラ:太ももの負傷中(居残り組)
- マテュイディ:10月16日にドイツ戦(@サンドニ)
- エムレ・ジャン:10月16日にフランス戦(@サンドニ) New!
- ベンタンクール:10月16日に日本戦(@埼玉)
欧州の代表組は UEFA ネーションズ・リーグの試合があるため消耗度が高く、ベンタンクール選手は極東の日本遠征で疲労度が高いことが予想されています。そのため、健康で疲労を溜め込んでいない状態でジェノア戦を迎えられるエムレ・ジャン選手の重要度が高かったのです。
ところが、ドイツ代表チームで負傷者が出たことで、ユベントスの目論見が崩れる結果となってしまいました。
とは言え、エムレ・ジャン選手はドイツ代表チームに追加招集されたのですから、良いプレーを見せてチームに貢献して来て欲しいと思います。思わぬ形で選手のやりくりを強いられることになったアッレグリ監督がこの事態にどう対処するのかにも注目です。