ユベントス・Bチーム(= U-23)はスタディオ・ジュゼッペ・モッカガッタで行われた 2018/19 セリエC第1節アレッサンドリア戦に 1-2 で敗れ、リーグ開幕戦は黒星スタートとなりました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 2: アンデルセン 5: ムラトーレ 24: コッコロ |
MF | 7: エマニュエッロ (C)(→ 18' st. 18: ディ・パルド) 8: カスタノス 21: L・フェルナンデス(→ 34' pt. 6: I・トゥレ) 20: ベルアット(→ 18' st. 3: ザッパ) |
FW | 9: ブニーノ(→ 6' st. 10: マテウス・ペレイラ) 11: マヴィディディ 17: ザニマッキア |
ジロネッリ監督は 3-4-3 を選択。ムラトーレ選手を CB に起用し、最前線はブニーノ、マヴィディディ、ザニマッキアの3選手が入る布陣でアレッサンドリア戦に臨みます。
試合は2分、スルーパスに反応したカスタノスが DF ラインを抜け出してシュートを放つも、シュートはブロックされる。その直後にカスタノスが左サイドから入れたクロスを中央でブニーノが合わせてネットを揺らしたが、これはオフサイドで取り消される。
良い入りを見せたユベントスに対し、アレッサンドリアも反撃。16分にマルチーズのロングシュートが枠内を捉えると、デル・ファベロが何とかセーブ。しかし、こぼれ球に真っ先に反応したサルトーレが押し込み、アレッサンドリアが先制する。
勢いに乗ったアレッサンドリアはドリブルから左サイドに展開し、中央でタラモがクロスに合わせたが、これはデル・ファベロが防ぐことに成功。ユベントスはピンチを逃れる。
その後は両チームともにゴールまでは迫るものの、相手 GK を脅かすことはできず。前半は 0-1 で終了する。
後半、追いつきたいユベントスだったが、CB からのビルドアップにミスが出て、GK との1対1を作られてしまう。だが、ここはデル・ファベロが左足でシュートをブロックし、何とか難を逃れる。
ユベントスは何とか耐えていたが、59分にカスタノスがエリア内に侵入したサルトーレを倒してしまい、アレッサンドリアに PK を与えてしまう。これをデ・ルーカに決められ、ビハインドは2点に広がる。
一矢報いたいユベントスは85分に CK の流れから放たれたマテウス・ペレイラのボレーシュートが相手選手の手に当たり、PK を獲得する。マテウス・ペレイラが左に蹴った PK はストップされたものの、こぼれ球をザッパが押し込み、ユベントスが1点差に詰め寄る。
しかし、反撃もここまで。試合は 1-2 で終了し、Bチームのリーグ初戦は黒星となった。
なお、ジロネッリ監督は試合後に次のコメントを残しています。
マウロ・ジロネッリ監督:
「私達は試合をオープンにし、前半は自分たちのミスで罰せられることになりました。2点差となった後も試合に留まり、多くの工夫をしました。
しかし、私達は成長するためにここにいるのですし、このような試合から経験を得なければなりません。私達は試合の生産レベルを向上させなければなりません」
攻撃ではスピードを活かすことで通用する自信を得たことでしょう。その反面、守備ではミスで相手に決定機をプレゼントしてしまう場面が散見されました。
この点は要改善項目であり、ジロネッリ監督が言及していることです。Bチームがアレッサンドリア戦での反省点を2節以降に活かすことができるのかに注目です。