Bチーム(= Juventus U-23)の初陣となった 2018/19 コッパ・セリエCのクーネオ戦はザニマッキア選手のゴールを守り切ったユベントスが 1-0 で勝利し、チーム初勝利を手にしました。
試合に出場したユベントス・Bチームの選手は以下のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 2: パロディ 6: アルチビアーデ (C) 5: ザナンドレア |
MF | 4: モレッリ(→ 12' st. : ディ・パルト) 7: カスタノス 8: ムラトーレ(→ 12' st. : L・フェルナンデス) 3: ベルアット |
FW | 11: マテウス・ペレイラ(→ 12' st. : オリビエリ) 10: ザニマッキア(→ 26' st. : イドリッサ・トゥレ) 9: マヴィディディ(→ 26' st. : ポッゼボン) |
ジロネッリ監督は 3-4-3 を選択。DF 中央にオーバーエイジ枠のアルチビアーデ選手を起用した他は23歳以下の選手を重用して、クーネオとのクラブ初戦を迎えます。
試合は3分、ドリブルで持ち上がったカスタノスからパスを受けたマテウス・ペレイラが素早く右サイドに展開。タイミング良くエリア内に顔を出したモレッリがオープニングシュートを放つも、枠を捉えることはできない。
15分には右 CK をショートコーナーで再開させると、カスタノスを枠内シュートを放つ。対するクーネオも25分にザンパーロが素早いターンからシュートを放つが、デル・ファベロが CK に逃れる。
すると、29分に試合が動く。ユベントスは中央のムラトーレが縦パスを入れると、マテウス・ペレイラはダイレクトでザニマッキアに落とす。トラップで DF の背後にあるスペースにボールを流したザニマッキア自らが走り込む形でシュートを決め、ユベントスが先制する。
先制したユベントスは32分にファールを受けたマテウス・ペレイラ自らが FK で狙うも、相手 GK の正面を突いたため、難なくセーブされてしまう。
後半も両チームが互いに相手ゴールを脅かす一進一退の時間が続く。ユベントスは54分にムラトーレが長距離レンジからのシュートが枠をかすめる。62分には左 CK のショートコーナーからベルアットが入れたボールをディ・パルトが押し込むも、相手 GK ゴッジが左足に当て、2点目は許さない。
一矢報いたいクーネオは91分に高い位置でボール奪取に成功したスピッチーノがエリア手前から強烈なドライブシュートを放つも、GK デル・ファベロが左手で弾き出すスーパーセーブを見せ、ゴールを守り切る。
結局、ザニマッキアのゴールを守り切ったユベントス・Bチームが 1-0 で勝利。公式戦初勝利を手にした。
なお、2試合を終えた時点での順位表は以下のとおりです。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | アルビッソラ | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 3 | 2 |
2 | ユーヴェB | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 |
3 | クーネオ | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 4 |
ユベントス・Bチームとアルビッソラが勝点3で並んでおり、最終節の結果で勝ち抜けが決まる形となっています。
得失点差は同じですが、総得点ではアルビッソラが上回っているため、Bチームは「次戦でも勝利が求められている」と言えるでしょう。
Bチームが 2017/18 シーズンはセリエCを戦ったクーネオと勝負ができたことは育成面でプラスを及ぼすと思われます。フィジカルなど懸念点を払拭するプレー内容だったことは『Bチーム・プロジェクト』に前向きになるチームが他にも出てくると期待できるからです。
26日(日)に予定されているアルビッソラ戦でユベントス・Bチームがどのようなプレーを見せるのかに注目です。