ユベントスは公式サイト上でクラウディオ・マルキージオ選手との契約を終了したと発表いたしました。現行契約は2020年まで存在していましたので、双方合意の下で契約が解除された形になります。

トリノ出身のマルキージオ選手は1986年1月生まれの32歳。エンポリに期限付き移籍した 2007/08 シーズン以外はユベントスでプレーし続けた “ワン・クラブ・マン” のような選手でした。
ただ、2015/16 シーズンのパレルモ戦での左ひざ前十字靭帯を断裂。その後のシーズンではアッレグリ監督から重宝されているとの起用方法ではなく、移籍を決断しても不思議ではない状況になっていました。
マルキージオ選手とユベントスの現行契約は2020年まででしたから、双方合意に基づく契約解除が行われたと言えるでしょう。
なお、マルキージオ選手は自身の SNS アカウントにお別れのコメントを掲載しています。
「この写真を見ることを止めれないですし、これらのストラップは男として、そしてサッカー選手として私の人生を描いてきました。何事にもかかわらず私はこのシャツを愛していますし、チーム最優先であることが良いことだと確信しています。永遠に」
『クラブ内育成選手』であるマルキージオ選手がセリエAの移籍最終日に退団を発表したのは予想外でした。この “穴” は埋めることが容易ではないため、フロント陣がどのように振る舞うのかが気になるところです。
また、マルキージオ選手の新天地がどのチームになるのか。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はモントリオール・インパクト(MLS)を本命視していますが、その通りになるのかにも注目です。