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ユベントス、モイゼ・ケーンの去就に対する決断を求められる

 スカイ・イタリア』によりますと、ケイタ・バルデ選手をインテルに放出したモナコがユベントスのケーン選手に関心を示しているとのことです。セリエAの開幕が迫っているだけに去就を決める必要があると言えるでしょう。

画像:U-19欧州選手権の後に個別で調整を続けるケーン
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 ケーン選手は2000年生まれの18歳。ユベントスの『クラブ内育成選手』であるため、登録枠による制限を受ける立場ではありません。

 ただ、FW 登録は現状で6選手と十分ですので、この点を選手自身とフロント陣がどのように判断するのかが大きなポイントになります。ケーン選手は「ロナウド選手とチームメイトになること」に意義を見出しており、この点をどう評価するかでしょう。

 

 実戦経験を積ませたい若手選手であることを考えると、セリエAは今週末に開幕するため、移籍交渉を行う時間はそれほど残されていません。

 関心が報じられたモナコはフランスの移籍期限が8月31日であり、交渉の時間は残されています。また、ケイタ・バルデ選手がインテルに移籍したことで、FW 枠に空きが生じていることはプラスと言えるでしょう。

 問題になるのは「モナコがケーン選手の買い戻しオプションをユベントスに付与するのか」という点です。ユベントスは若手有望株選手の保有権を(完全に)手放す気はないと考えられるため、売却益を独り占めしたいモナコとの間で合意に達することは難しいと思われます。

 

 モイゼ・ケーン選手の去就がどのような形で落ち着くことになるのかに注目です。