ユベントスは公式サイト上でロランド・マンドラゴラ選手をウディネーゼに移籍金2000万ユーロで売却したことを発表いたしました。なお、ユベントスは 2019/20 シーズン終了後にマンドラゴラ選手を買い戻せるオプションを有しています。
発表されたプレスリリースは以下のとおりです。
ウディネーゼとの合意事項
トリノ、2018年7月26日 ー ユベントス・フットボールクラブはウディネーゼ・カルチョと選手ロランド・マンドラゴラの登録権を4年分割2000万ユーロで譲渡することで合意に達したことを報告いたします。
この取引により、1470万ユーロの経済効果が生み出されることになります。
本契約ではユベントスに対し、2019/20 シーズン終了後に同選手の登録権を2年分割2600万ユーロで取得できる権利が提供されています。
また、ウディネーゼ・カルチョがこのオプションが行使される前に同選手の登録権を他クラブに売却した場合、ユベントスに手数料20万ユーロと2000万ユーロを超過した分の 50% を支払うことが定義されています。
良い取引と言えるでしょう。ユベントスはマンドラゴラ選手の保有権をジェノアから600万ユーロ(+ボーナス600万ユーロ)で獲得。それをウディネーゼに2000万ユーロで売却できたからです。
また、マンドラゴラ選手が評価をさらに高めた場合は2年後に2600万ユーロで買い戻せるのです。ユベントスにとっては満額回答に近い条件を引き出せたと言えるはずです。
ウディネーゼはベラスケス監督を招聘し、昨シーズンのチームからスタイル変更を図っている最中です。マンドラゴラ選手はプレシーズンマッチで先発メンバーとして出場しています。
サンプドリアに移籍したヤンクト選手の穴を埋め、昨季クロトーネで見せていたようなパフォーマンスを披露することが期待されていると言えるでしょう。
マンドラゴラ選手はマンチーニ監督によってイタリア代表にも選出された若手有望株選手です。ユベントスが “お買い得価格” で買い戻しオプションを行使できるほどにウディネーゼで成長することができるのかに注目です。