クリスティアーノ・ロナウド選手の加入でユベントス退団が既定路線となっているイグアイン選手ですが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はチェルシーが本命と報じています。また、ミランなども興味を示していると伝えられていますので、状況を整理することにしましょう。
現状で移籍先の有力クラブは以下の3チームです。
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- チェルシー
- ミラン
- インテル
「本命」はサッリ監督が就任したチェルシーです。イグアイン選手の能力を把握している上、評価している監督が率いているのですから本命と言えるでしょう。
ただ、モラタ選手・ジルー選手・バチュアイ選手と CF が3選手もいるため、FW 陣の放出に目処を立てる必要があります。そのため、イグアイン選手の獲得には時間が要することになると思われます。
「対抗」はミランでしょう。エリオットが経営権を獲得し、チーム編成の責任者となるレオナルド氏とユベントスの会談が報じられているからです。
ミランの場合は FFP がネックになります。ですが、カリニッチ選手とA・シウバ選手を売却すれば、イグアイン選手の移籍金を捻出することは可能と考えられます。資金繰り次第では本命になる可能性もあると言えるはずです。
インテルは「穴」です。獲得に乗り出す可能性は現時点では低いのですが、イカルディ選手がレアル・マドリードに引き抜かれるという事態が起きると、イグアイン選手に白羽の矢を立てることが考えられるからです。
おそらく、イグアイン選手の去就が騒がしくなるのは今週末からになるでしょう。どのような形で騒動が沈静化することになるのかに注目です。