ユベントスは公式サイト上で2018年7月1日からの4年契約を締結したことを発表いたしました。なお、背番号は23番を着用するとのことです。
発表されたプレスリリースは以下のとおりです。
トリノ、2018年6月21日 ー ユベントス・フットボールクラブは選手エムレ・ジャンと2018年7月1日から有効となり2022年6月30日に失効する契約を締結したことを報告いたします。
なお、契約を署名することにあたり、ユベントスは1600万ユーロを次の2年間で支払うことになります。
エムレ・ジャン選手は契約満了という形でリバプールを退団したため、クラブ間での移籍金は発生しません。ただ、ユベントスが1600万ユーロを追加で支払うことを明記しているというのは「 “サインボーナス” が存在する」と言えるでしょう。
サッカーではあまり一般的ではないと思われますが、MLB (野球)では良くあるインセンティブです。
おそらく、ユベントスが支出することになる1600万ユーロは「選手のサインボーナスと代理人の手数料」が実態ではないかと考えられます。移籍金に比べれば、リーズナブルな価格であるだけにあまり騒ぐ必要はないと思われます。
ちなみに、エムレ・ジャン選手はリバプール時代と同じ23番を着用することが発表されています。(シュチェスニー選手の背番号が変更されることが確定)
UFFICIALE - #EmreCan è bianconero! https://t.co/j7qhQJOB63 #WelcomeToJu pic.twitter.com/2KevXMRZIu
— JuventusFC (@juventusfc) June 21, 2018
さて、エムレ・ジャン選手に期待されていることは「ケディラ選手のように中盤で君臨すること」です。まずはセリエAに適応し、プレミアで見せていたプレーを披露することが求められます。
ケディラ選手が「プレス耐性にやや難あり」との評価を代表チームで受けていますので、この点が差別化のポイントとなるでしょう。
エムレ・ジャン選手がユベントスでどのような輝きを見せるのかに注目です。