ユベントスは公式サイト上でアスコリ(セリエB)からアンドレア・ファビッリ選手を獲得したと発表いたしました。なお、選手とは2023年までの5年契約を締結したことが発表されています。
トリノ、2018年6月15日 ー ユベントス・フットボールは選手アンドレア・ファビッリを2年分割750万ユーロで獲得することでアスコリ・ピッキオと合意に達したことを報告いたします。なお、獲得金額は2021年6月30日までの状況に応じ、最大で125万ユーロ増額される可能性があります。
なお、今回の獲得における経済面および株式面への影響は 2018/19 シーズン以降に現れる見通しです。
ユベントスは選手と2023年6月30日までの5年契約を締結いたしました。
2015年冬の移籍市場でユベントス・プリマベーラに加入したファビッリ選手は1年半の在籍後、アスコリ(セリエB)に移籍し、経験を積み重ねました。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
2016/17 (アスコリ) |
セリエB | 30 (20) | 8 (2) | 1811' |
合計 | 30 (20) | 8 (2) | 1811' | |
2017/18 (アスコリ) |
セリエB | 12 (12) | 5 (1) | 990' |
イタリア杯 | 2 (2) | 3 | 163' | |
合計 | 14 () | 8 (1) | 1153' |
セリエB初年度となった 2016/17 シーズンは30試合で8得点2アシスト。2017/18 シーズンも主力として代表戦以外は先発出場していたのですが、ひざの前十字靭帯を損傷し、シーズンが終了していました。
U-21 にも招集されていますので、期待の逸材と言えるでしょう。ユベントスはファビッリ選手がプリマベーラに在籍していた時に買取オプションを行使する権利がありましたが、見送りました。
当時は「勝負弱かった」という面は否定できなかったため、フロントが100万ユーロでの買取を見送ったことは理解できます。750万ユーロにまで価値は上がりましたが、価格が倍額以上になる余地は残されていると思われます。
ちなみに、ファビッリ選手は以下のようにコメントしています。
アンドレア・ファビッリ選手:
「ここは数年前、私に偉大な機会を与えてくれたチームです。家に戻ってくることはいつだって素晴らしいことです。
昨年は少し不運でした。ですが、私はハードワークしましたし、今は良好です。次のシーズンに向けた準備はできています」
(注:ファビッリ選手は 2015/16 セリエA第24節フロジノーネ戦で93分にモラタ選手に代わり、アッレグリ監督の下でトップチームデビューを果たしている)
おそらく、セリエAのチームに期限付き移籍することになるでしょう。体格を活かした CF として、来季どのような成長曲線を描くのかに注目です。