『トゥット・スポルト』によりますと、ジェノアがマンドラゴラ選手の獲得に近づいているとのこと。「買い戻しオプション付きの完全移籍」で合意に達することができるかが注目点と言えるでしょう。
ユベントスは2016年1月にジェノアからマンドラゴラ選手の保有権を「移籍金600万ユーロ+ボーナス600万ユーロ」で獲得しました。
2015/16 シーズンはセリエBのペスカーラでプレーしたのですが、中足骨を骨折。保存療法で効果が得られず、手術に踏み切ったことで 2016/17 シーズンはほぼ全休となりました。
怪我が癒えた 2017/18 シーズンはクロトーネ(セリエA)に期限付き移籍し、主力選手としてプレー。その活躍が認められ、マンチーニ監督が率いるイタリア代表でデビューを果たしています。
ジェノアのプレツィオージ会長がラブコールを送っていることもあり、1500〜2000 万ユーロの移籍金でマンドラゴラ選手がジェノアに復帰することが濃厚と見られています。
ユベントスは売却益を得られる訳ですから、悪い取引ではないと言えるでしょう。ただ、将来性と伸びシロのある MF であり、買い戻しオプションを付随させることが必須となります。
レアル・マドリードがモラタ選手をユベントスに売却した時のように「翌シーズンまたは翌々シーズンに移籍金3000万ユーロ台で買い戻す権利を保有する」といったオプションを設けておけば、ユベントスおよびジェノアの双方が納得する形態になると思われます。
6月末で21歳になるマンドラゴラ選手が自身の去就にどのような決断を下すのかに注目です。