カンピオナート・プリマベーラ1第10節が行われ、ユベントスはニコルッシ選手とオリビエリ選手のゴールでサッスオーロを 3-2 で下し、リーグ戦3連勝を達成しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア |
DF | 2: デッリ・カッリ 6: ヴォリャッコ (C) 4: ザナンドレア |
MF | 7: メネギーニ(→ 32' st. 13: カメライ) 11: ディ・パルド 5: カリガラ(→ 35' st. 22: トゥレ) 8: ニコルッシ(→ 32' st. 17: メリオ) 3: トリパルデッリ |
FW | 9: オリビエリ 10: ピアツァ |
ダル・カント監督は 3-5-1-1 を選択。ピアツァ選手が前節ミランに引き続き、トップ下で出場。UEFA ユースリーグのバルセロナ戦から先発メンバーを8選手入れ替えた布陣で試合を迎えます。
試合はカウンターを発動させたユベントスが先制する。9分にサッスオーロが獲得した FK をクリアしたユベントスは左サイドからカウンターを発動。ピアツァ選手のグラウンダーのクロスをニコルッシ選手がスライディングで押し込み、均衡を破る。
追いかけるサッスオーロは攻勢を強め、両サイドからのクロスに活路を求める。23分にはヴォリャッコ選手にプレスをかけてボール奪取に成功し、フリーのラスパドリ選手がシュート。これはロリア選手が何とかセーブする。
しかし、サッスオーロの勢いは止まらず、26分に左サイドで縦パスを受けたラスパドリ選手がヴォリャッコ選手と入れ替わり、エリア内に侵入。カットインからシュートを流し込み、スコアを同点に戻すことに成功する。
両チームともに追加点をあげることができず、1-1 で迎えた後半。先にスコアを動かしたのはユベントス。
52分に左サイドを突破したトリパルデッリ選手が入れたクロスを中央でオリビエリ選手が合わせる。1点目を彷彿とさせる攻撃の形でユベントスが勝ち越しに成功する。
ユベントスは63分にセンターライン付近でボールを受けたピアツァ選手が DF 陣の裏にスルーパス。これに反応したオリビエリ選手が GK をかわして、3点目を手にする。
サッスオーロは70分に右サイドからピスチチェッリ選手がボールを持ち込み、最後はアマディオ選手がシュート。これはロリア選手がセーブしたものの、こぼれ球をパルマ選手が押し込んで1点差に詰め寄る。
ドローに持ち込みたいサッスオーロはパワープレーを駆使するなど攻め立てるが、ユベントスは必死に防戦。結局、最後までリードを守り切ったユベントスが 3-2 で勝利し、リーグ戦3連勝を達成した。
リーグ戦3連勝と上り調子になっていることはプラスと言えるでしょう。次節は11月29日に行われるコッパ・プリマベーラのラウンド16のトリノ戦です。
トリノとは10月14日に行われたカンピオナート・プリマベーラ1の第5節では 0-2 で敗れています。「その時の “借り” を返すことができるか」が注目点になります。
UEFA ユースリーグで出場していた選手たちにもプレー機会が与えられると思われます。ポルタノーバ選手のように今節での出場機会がなかった選手たちがどのようなパフォーマンスを披露するのかに注目です。