チャンピオンズリーグと並行して開催されている UEFA ユースリーグ・グループステージ第4節でスポルティングと対戦したユベントス・プリマベーラは 2-0 で敗れ、グループ突破が難しくなりました。
試合に出場したプリマベーラの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア |
DF | 2: ヴォリャッコ (C) 6: ジョアン・セホーン 4: アンツォリン |
MF | 7: フォンセカ 8: カリガラ(→ 22' st. 14: ニコルッシ) 5: カペッリーニ 11: メリオ(→ 36' st. 16: ポルタノーバ) 3: トリパルデッリ |
FW | 10: カンポス(→ 25' st. 18: オリビエリ) 9: クレノビッチ |
ダル・カント監督は 3-5-2 を選択。国内リーグのラツィオ戦から8選手を入れ替え、スポルティングとの試合を迎えます。
試合はトリパルデッリ選手が与えた FK をラファエル・レオン選手が狙い、ユベントスゴールを脅かす展開で始まる。
その後は攻守の切り替えが早く、互いに得点を奪えず時間が経過する。このままゴールレスで終えると思われた45分にスコアが動く。
バルデ選手が左サイドをスピードで振り切り、右足アウトサイドでクロスを供給。これを走り込んだラファエル・レオン選手が中央で難なく合わせ、スポルティングが1点のリードを持って前半を終える。
後半は追いつきたいユベントスがスポルティングゴールに迫る。だが、クレノビッチとメリオのシュートは得点には至らず、同点にすることはできない。
対するスポルティングも60分を過ぎた頃から追加点のチャンスを得たが、こちらはバルデ選手のシュートが枠を捉えず、追加点を手にすることができない。
この状態が続き、1-0 で終了かと思われた92分にスコアが動く。
ユベントスはジョアン・セホーン選手がつなごうとしたパスがミゲル・ルイス選手にカットされ、ショートカウンターを受けてしまう。ボールを引き取ったラファエル・レオン選手がエリアまでドリブルで持ち込み、最後はディオゴ・ブラス選手が決めて 2-0。
この結果、グループDで1勝3敗(勝点3)となったユベントスのグループ突破はかなり厳しくなった。
ダル・カント監督の采配ですが、カンピオナート(リーグ戦)に集中する形に舵を切ったと言えるでしょう。U-17 に所属する選手を起用し、経験を積ませる選択をしたからです。
カンピオナートでは第7節を終えた段階で降格圏の13位。脱するためにはユベントスと勝点差2の12位ウディネーゼ(勝点8)を上回ることが必須です。
挽回が求められるリーグ戦でチームをどのように立て直すことができるかが次戦以降の注目点となります。プリマベーラの次節は第8節フィオレンティーナ戦。過密日程の中でどのようなパフォーマンスを選手たちが見せるのかに注目です。