ダービー戦となるセリエA第6節トリノ戦を控え、アッレグリ監督の前日会見が行われましたので会見の概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「水曜日の試合ではファンはいつもと同じように私達のそばにいました。勝つことは当たり前ではありませんが、アメージングなことです。
毎年勝つことは難しくなっています。リーグ戦は私達にとって最優先事項です。なぜなら、前人未到だからです。今季に向けた大きな情熱がありますし、ファンを含め、誰もが必要なのです。
個人的に、昨季のトリノは技術的に完成していたと思います。6位までに食い込む力は十分になるでしょう。
イグアインについて最も重要なのは彼がチームメイト、クラブ、コーチ、そしてファンから完全に信頼されていることです。水曜日の試合では良い働きをしました。休養を与えることもあります。多くの試合を戦わなければならないからです。
誰を起用できるかは分かりません。なぜなら、昨日は回復メニューだったからです。
ヘーベデスとマルキージオは離脱中です。ケディラは水曜日に復帰しました。ピアツァは回復が続いていますし、デ・シリオは1ヶ月ほど辛抱しないといけないかもしれません。近いうちに診察があるでしょう。
フィオレンティーナ戦で安易にボールを失ったピアニッチとベルナルデスキには怒っています。悪い選択をしていたからです。
マテュイディは違いを見せていました。どの監督の下でもプレーしてきたことが彼のレベルを示しています。4つの言葉しか発していませんが、フィールドではすべてを示しています。フットボール IQ が高いのです。明日もプレーする予定ですし、ピアニッチかベタンクールが相棒を務めるでしょう。
バルザーリは明日プレーしない予定です。水曜日に良いプレーを見せていましたからね。多くの競争があります。例えば、左 SB ではアレックス・サンドロとアサモアという偉大な2選手がおり、ポジションを失いたくないため、100% を出すことが必須になるのです。
ベロッティとリャイッチはフィジカルやテクニックを持った選手です。ですが、私達の守備陣は彼らを止めることができるでしょう。イアゴ・ファルケやニアンもおり、フィジカルとソリッドさが加わったクオリティーのあるチームにトリノはなっています。
私達は重要な時期に入りました。普段は10月の中旬か下旬に始まり、私達は3月に他のチームよりも強い状態にあることを見据えて動き始めています。
ルガーニは成長しています。ですが、まだ改善すべき点があります。もっと冷静にならなければなりませんし、プレー時間を重ねることで自信を得られるでしょう。起用についてはまだ決めていません。多くの試合があり、誰を起用するかを見なければならないからです。
クアドラードの状態を見なければなりません。ベルナルデスキは試合を変えられる重要な存在です。
ドウグラス・コスタのクロスはどのようなものか、クアドラードのクロスはどのようなものかを理解する必要があります。マンジュキッチとイグアインが異なる CF であることと同じです。
コスタは左サイドでもプレーできます。様々なタイプの選手がいますので、私達は上手く組み合わせなければならないのです」