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アニェッリ会長、欧州クラブ協会(ECA)の2代目会長に就任

 ユベントスは公式サイト上でアンドレア・アニェッリ会長が欧州クラブ協会(ECA)の会長に就任したことを発表いたしました。ルンメニゲ会長(バイエルン)から引き継ぐ形となります。

画像:ECA会長に就任したアニェッリ会長
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 欧州クラブ協会は "G-14" と呼ばれた『ヨーロッパ・ビッグクラブ連合』が解散したことに伴い、2008年に発足したヨーロッパのサッカークラブが加盟する団体です。

 ECA の初代会長はバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲ氏。組織の目的は「クラブチームの利益を最大化すること」であり、FIFA や UEFA と所属選手を代表チームに派遣する件について衝突を繰り返してきた歴史を持っています。

 ECA の実績としては「代表チームが拘束権を持つ国際Aマッチデーの日数削減」や「選手を招集した際の代償金の支払い」、「代表チームで負傷した選手の年俸一部負担」といったものがあります。

 ユベントスは UEFA が 主催した EURO 2016 に参加した所属選手が多かったため、最も多くの分担金を受け取っています。これは ECA の実績を享受した最たる例と言えるでしょう。

 

 アニェッリ会長はルンメニゲ会長から ECA 会長の座を引き継ぐことがスイス・ジュネーブで行われた第19回の会合で決定しました。2012年から ECA の経営陣に加わっていましたので、順当な人事と言うことができます。

 “ECA のボス” は FIFA や UEFA に対して強い発言力があるだけに、アニェッリ会長がどのような方向性を示すのかが問われることになります。代表戦の関係で過密日程となっているスケジュールを緩和する必要が喫緊の課題であり、どういった手腕を発揮するのかに注目です。