ひざを痛め、ドイツ代表から一時離脱していたケディラ選手がノルウェー代表との試合に途中出場し、コンディションに問題がないことをアピールしています。順調に回復していることは朗報と言えるでしょう。
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ケディラ選手の故郷シュツットガルトで行われたロシアW杯欧州予選・ノルウェー戦はケディラ選手が恵まれない人々を試合に招待していることもあり、選手自身が出場を熱望していたという背景があります。
ドイツ代表は前半を 4-0 で折り返し、60分にルディ選手を下げて、ケディラ選手を投入。5-0 となっていた試合で30分間のプレー機会を与えるという采配をレーヴ監督は行いました。
“落としどころ” として言及した理想的な展開で起用できたことはユベントス、ドイツ代表、ケディラ選手の3者にとって朗報と言えるはずです。負荷のそれほど大きくない状況での起用はチームが喜びますし、故郷に錦を飾れたことは選手の自尊心を満たしたことでしょう。
プロフェッショナルとしての模範を示している選手であり、その姿勢はファンへの対応からも見てとることができます。
ケディラ選手はベストコンディションを維持してもらうことが必要な選手です。そのため、過密日程が続く中で、上手く休養を与える采配をアッレグリ監督ができるのかが注目点になると思われます。