サッスオーロは公式サイト上でユベントスからロジェリオ選手を期限付き移籍で獲得したことを発表いたしました。
ロジェリオ選手は1998年1月生まれの19歳。インテルナシオナウ(ブラジル)からサッスオーロを経由し、ユベントスに加入した経歴を持つブラジル人の左 SB です。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
2015/16 (サッスオーロ) |
プリマベーラ | 3 (2) | 0 | 189' |
ヴィアレッジョ杯 | 2 (2) | 0 | 147' | |
合計 | 5 (4) | 0 | 336' | |
2016/17 (ユベントス) |
プリマベーラ | 15 (14) | 1 (4) | 1192' |
ファイナル8 | 2 (2) | 0 | 210' | |
コッパ TIM | 1 (1) | 0 | 90' | |
UEFA ユース | 6 (6) | 0 | 540' | |
ヴィアレッジョ杯 | 4 (3) | 0 | 252' | |
合計 | 28 (26) | 1 (4) | 2284' |
2015/16 シーズン後半戦にサッスオーロのプリマベーラに加入し、翌シーズンにはユベントスに移籍。プリマベーラでは左 SB のレギュラーとしての地位を確立させました。
なお、サッスオーロでは「左サイドのバックアップメンバー(トップチーム)」という位置付けでスタートすることが濃厚です。
4-3-3 を採用しているサッスオーロですが、左 SB の序列はペルーゾ選手(33)、デッロールコ選手(23)とバランスの取れた状態でした。しかし、デッロールコ選手が2017年5月に前十字靭帯を損傷したことで手術を受け、現在も戦線を離脱したままです。
そのため、「左 SB を任せることができ、デッロールコ選手が復帰後は序列が3番手になっても良い」という条件に合致する選手を求めていたという事情があります。
19歳のロジェリオ選手はプリマベーラで問題なくプレーできますので、出場機会が少なくて実戦感覚が鈍るという点を回避できる利点を持っています。また、“セリエA初挑戦の若手選手” であり、出場機会を確保しなかったことが原因で不満分子と化す可能性が極めて低いこともプラスに評価されたのだと思われます。
ロジェリオ選手がセリエAのチームに定着する足がかりを築くことができるシーズンとなるのかに注目です。