ユベントスは公式サイト上でパリ・サンジェルマンからブレーズ・マテュイディ選手を獲得したことを発表いたしました。移籍金は2000万ユーロ、ボーナスは最大で1050万ユーロとのことです。
PSG との合意事項
トリノ、2017年8月18日 ー ユベントス・フットボールクラブはパリ・サンジェルマン FC と選手ブレーズ・マテュイディの登録権を3年分割2000万ユーロで獲得することで合意に達したことを発表いたします。
なお、購入金額は選手が契約期間内での公式戦出場試合数に応じて最大で1050万ユーロまで追加で増額する形となっております。
ユベントスと選手は2020年6月30日までの3年契約を締結いたしました。
マテュイディ選手は1987年4月生まれの30歳。PSG 時代は中盤のダイナモとして活躍し、レギュラーとして君臨していた選手です。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
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2015/16 (PSG) |
リーグ1 | 31 (23) | 4 (6) | 2063' |
フランス杯 | 5 (4) | 1 (1) | 333' | |
リーグ杯 | 2 (1) | 0 | 106' | |
スーパー杯 | 1 (1) | 0 | 90' | |
UEFA CL | 9 (9) | (2) | 761' | |
合計 | 48 (38) | 5 (9) | 3353' | |
2016/17 (PSG) |
リーグ1 | 34 (26) | 4 (4) | 2413' |
フランス杯 | 6 (5) | 1 (1) | 470' | |
リーグ杯 | 4 (1) | (1) | 136' | |
UEFA CL | 8 (8) | 2 (1) | 701' | |
合計 | 52 (42) | 7 (7) | 3720' |
過去2シーズンは公式戦の出場時間は3000分を超えており、PSG の中盤を支えていました。「ポジションを奪われて…」と一部で報じられていましたが、それが誤りであることは出場記録から明らかです。
懸念があるなら、「30歳の選手に最大で3050万ユーロの移籍金を費やす意味があったのか」という点ぐらいです。
これはバルセロナに4000万ユーロの移籍金で加入された29歳のパウリーニョ選手との比較になる部分であり、良い取引であったかの最初の評価は今季終了後に行われるべきと言えるでしょう。
なお、マテュイディ選手はユベントス加入に対する意気込みを次のように語っています。
ブレーズ・マテュイディ選手:
「このシャツを着られることを誇りに感じています。ユベントスカラーを身につけることは自慢です。チームメイトと会うことが待ち切れませんし、ピッチに立ち、新しいシーズンをスタートさせたいと思っています。
ユベントスには偉大な歴史があります。野心を常に持ったチームであり、いつも勝利を手にしています。スクデットを何年も勝ち続けていますし、ヨーロッパの舞台においてもそうです。
私達は同じレベルの野心を共有しています。ここはビッグクラブであり、誇らしいことなのです。勝ち続けているチームに私の小さな手助けをすることが待ち切れないですし、クラブが保持しているトロフィーを加え続けたいと思っています。
フットボールを愛する者として、偉大な選手たちがここで歴史を作ったことを知っています。ジダン、プラティニ、そして現代表監督のディディエ・デシャンです。
このビッグファミリーの一員になることができたことは喜びです。皆さん、ありがとう。すべてを出し尽くし、少しでも早くチームに貢献できることを期待しています。ブレーズ・マテュイディがこのチームのユニフォームを着ていることを見た皆さんが誇りに思えるようベストを尽くします」
ちなみに、マテュイディ選手は PSG やフランス代表でも着用していた背番号14を付けることが発表されています。移籍金を満額払っても、「お買い得だった」と言えるようなプレーをマテュイディ選手が披露することができるのかに注目です。