セリエAに所属するクロトーネは公式サイト上でユベントスからロランド・マンドラゴラ選手を期限付き移籍で獲得したことを発表いたしました。
ナポリ出身のマンドラゴラ選手は1997年7月生まれの20歳。ジェノア下部組織で頭角を現し、2016年1月にユベントスが保有権を獲得した期待の若手 MF です。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
2015/16 (ペスカーラ) |
セリエB | 26 (23) | (2) | 1801' |
イタリア杯 | 1 (0) | 0 | 23' | |
合計 | 27 (23) | (2) | 1824' | |
2016/17 (ユベントス) |
セリエA | 1 (0) | 0 | 4' |
プリマベーラ | 2 (2) | 0 | 135' | |
合計 | 3 (2) | 0 | 139' |
マンドラゴラ選手がセリエAデビューを飾ったのは 2014/15 シーズン第9節のユベントス戦。この試合でポグバ選手を抑えることに成功し、一躍注目株の選手となりました。
2015/16 シーズンはペスカーラ(当時セリエB)に期限付き移籍。オッド監督の下、シーズン中盤まではボランチとしてプレーし、終盤は CB としてチームのセリエA昇格に大きく貢献しました。
しかし、2016年4月のエンテッラ戦で右足の中足骨を骨折。回復に予想以上に時間を費やすこととなり、2016/17 シーズンをほぼ棒に振る形となってしまいました。
ただ、韓国で行われた U-20 W杯にはイタリア代表のキャプテンとして6試合に先発フル出場しており、依然として高い評価を得ていると言えるでしょう。
マンドラゴラ選手はクロトーネで背番号38を付けてプレーするとのこと。ジェノアでデビューした際やユベントスでも38番を背負っていましたので縁起を担いだものと思われます。
移籍先のクロトーネですが、ダビデ・ニコラ監督に率いる 4-4-2 を主体にしたチームです。昨シーズン終盤に驚異的な追い上げを見せたこともあり、モチベーションが高く、勢いを継続することで残留を勝ち取ることが目標になるでしょう。
クロトーネ側は “ヒット” と大きな期待をマンドラゴラ選手に寄せています。マンドラゴラ選手がそのチャンスを活かすことができるのかに注目です。