予備予選が始まったこともあり、徐々に 2017/18 UEFA チャンピオンズリーグ・グループステージのポット分けも定まって来ました。そこでイタリア勢の3チームを基準にどのポットに振り分けられる可能性があるのかを確認することにしましょう。
ユベントス:ポット1(確定)
イタリア王者として参戦するユベントスはポット1が確定しています。
レアル、バイエルン、チェルシーとのグループリーグでの対戦はありませんが、ポット2に入ったどのグラブと同居するかが最大の注目点と言えるでしょう。
チーム名 | 13/14 | 14/15 | 15/16 | 16/17 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
レアル | 39.600 | 33.042 | 37.785 | 37.028 | 147.455 |
アトレティコ | 37.600 | 26.042 | 32.785 | 33.028 | 129.455 |
バルセロナ | 28.600 | 38.042 | 30.785 | 27.028 | 124.455 |
バイエルン | 29.942 | 31.171 | 32.285 | 24.914 | 118.312 |
ユベントス | 25.833 | 32.800 | 20.300 | 35.850 | 114.783 |
セビージャ | 26.600 | 32.042 | 27.785 | 23.028 | 109.455 |
PSG | 26.700 | 23.183 | 26.216 | 22.883 | 98.982 |
ドルトムント | 24.942 | 21.171 | 20.285 | 24.914 | 91.312 |
マン・C | 22.357 | 17.714 | 28.850 | 20.985 | 89.906 |
ベンフィカ | 30.983 | 9.816 | 24.100 | 18.616 | 83.515 |
UEFA のクラブ係数でユベントスは5位で 2017/18 シーズンを迎えます。上位に付けるクラブはいずれも「ベスト4進出が当たり前」となっており、そのレベルを維持する戦いができるのかが問われることになります。
ナポリ:ポット2かポット3
セリエAを3位で終え、プレーオフルートでチャンピオンズリーグ本戦出場を目指すナポリが入るポットは出場32チームが出揃ってから確定します。その理由はポット2に入るかは他のチームの結果次第だからです。
- バルセロナ:151.999
- アトレティコ:142.999
- PSG:126.333
- ドルトムント:124.899
- マンチェスター・シティ:100.192
- ポルト:98.866
- マンチェスター・ユナイテッド:95.192
- (残り1枠)
- セビージャ:112.999
- ナポリ:88.666
- トッテナム:77.192
ポット2の残りは1枠です。ナポリがポット2に入る場合は「セビージャがプレーオフで敗れ、ナポリは本戦に出場する」というケースです。
もし、セビージャとナポリの両方がプレーオフを勝ち抜いた場合は「セビージャがポット2」、「ナポリはポット3」が確定します。ちなみに、両チームがプレーオフ敗退となった場合は「トッテナムがポット2」に入ることになります。
ローマ:ポット3かポット4
ローマはセリエAを2位で終え、グループステージの出場権を保有しています。ただ、UEFA のクラブ係数が 53.666 と低いため、場合によっては「ポット4」に振り分けられる可能性があります。
- 国内王者ルート
- オリンピアコス:64.580
- プレーオフルート
- セビージャ:112.999
- ナポリ:88.666
- ディナモ・キエフ:67.526
- アヤックス:67.212
- リバプール:56.192
UEFA のクラブ係数をローマより保持しているのは上述の6チームです。これら6チームすべてがプレーオフを勝ち抜くとポット2とポット3が埋まることになり、「ローマはポット4」となります。
(※ ポット2は残り1枠、ポット3はバーゼルとアンデルレヒトが確定、トッテナムが「ポット2」か「ポット3」に入り資格を有しているため)
逆に、どこかのチームが予選で敗退すれば、「ローマはポット3」に入ることが確定します。
どのチームがチャンピオンズリーグ本戦に駒を進めるのか。プレーオフを勝ち上がってくるチームの顔ぶれに注目です。