一般紙の『コリエレ・デッラ・セーラ』がユベントスのマロッタＧＭにインタビューを行い、今夏の移籍市場に対する方向性を記事にしていましたので概要を紹介いたします。
ジュゼッペ・マロッタGM：
「クラブにとってドンナルンマの件のような状況を管理することは困難なことになっています。私達は若手サッカー選手のスタイルが大きく変化していることに直面しているのです。
彼らはプロフェッショナルに近づいていますし、成長したクラブとは対照的に自らのキャリアをデザインし始めています。これは事実でしょう。
ルールは変化しなければなりません。見習い期間のようなもので、クラブによるユースセクターへの取り組みについては保護されるべきだと思います。
ドンナルンマの獲得？ユーヴェが獲得する機会という権利を持っていることは明白です。選手がマーケットに出ているなら、私達には挑戦する義務があります。
資産、金融、経済、結果のバランスを取ることが課題です。私達はより多くを稼ぐようになりましたし、多くを費やすようになりました。炎の力は増えています。
イグアイン級の補強？いえ、あり得ないほど高額でした。周囲の評価がクレイジーだったとしても、私達は普段通りに行動しています。戦術的特性や移籍金に要する費用からヴェッラッティには興味を抱いていません。
クアドラードやボヌッチの話はありません。アレックス・サンドロにはチェルシーからの高額オファーがありましたが、私達はノーと返答しています。ですが、今日では選手が決定権を持っているのです。
シックについて公式発表できることはありません。ですが、私達が追いかけている選手ですし、輝かしい将来が待っている選手と言えるでしょう。
決勝戦でのディバラに失望したか？ネルソン・マンデラが述べたように “勝つか学ぶかのどちらです。敗けることは決してない” のです。そして、誰もが学んでいますよ。
ドウグラス・コスタ？選手へのコンタクトができたのですから、バイエルンに感謝しなければなりません。ですが、クラブが退団を認める必要がありますし、価格も合理的なものでなければなりません。
ケイタ？ロティート（ラツィオ会長）のいくつかの記事を見ましたが、ナンセンスなものです。ルールは知っていますし、批判されるようなアプローチは行っていません。
マンジュキッチは 100% 残留します。マルキージオも同様です。
ネトについては選手からの要望を満たすためにマーケットに出ています。ミラン行きの可能性？現時点では獲得オファーは受け取っていない状況です。
カルチョではパトロン・モデルが消滅しました。外国人投資家はビジネスという認識を色濃く出しています。そのため、帰属意識という点で違いを生み出すことができるでしょう。私達やナポリが持っているものです。
6連覇の後ですから、チャレンジには多くのアドレナリンが出ます。さらに強くなり、打ち破ろうとする相手を返り討ちにしなければなりません。勝つことから始めることが責務です。
来季こそ、ビッグイヤー？チャンピオンズリーグは私達が獲得したい目標の1つです。
このインタビューの中で嘘を言ったか？いくつかは（笑）。ひどいものはありませんよ」
