NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

【移籍のウワサ】 スピナッツォーラを巡り、ユベントスとアタランタが綱引きを開始

 スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスからアタランタにレンタル移籍中のスピナッツォーラ選手をユベントスが1年前倒しをして復帰させようとして綱引き合戦が生じているとのことです。

画像:ウルグアイとの親善試合でプレーしたスピナッツォーラ
PR

 

 ユベントスが2018年までの契約を持つ24歳のスピナッツォーラ選手は 2017/18 シーズンまでの「2年間のローン移籍」でアタランタに加入しました。

 それまでは主にセリエBのクラブを転々とする “ジャーニーマン” 的な選手であり、ユベントスとしては大きな期待を寄せていなかったと思われます。しかし、ガスペリーニ監督の下で第11節ジェノア戦でチャンスを得ると、ポジションを確保。大きく成長し、イタリア代表に選出されるレベルにまで成長しました。

 6月7日に行われたイタリア対ウルグアイの親善試合では左 SB として先発出場。ガゼッタが 6.5、コリエレが 7.0、トゥットが 6.5 とエル・シャーラウィ選手と同じチーム最高評価を得ています。

 スピナッツォーラ選手の契約をこのままにしておくと、「イタリア代表クラスの選手をフリーで手放す」という失態をすることになるため、チームに呼び戻すために動きが本格化したものだと思われます。

 

 ユベントスはパラティーチ SD がスピナッツォーラ選手の代理人を務めるダビデ・リッピ氏との会談の場を設けたとのこと。エヴラ選手がマルセイユに移籍した際に「ローン期間終了時期の前倒しは可能」とリッピ氏が発言していましたので、チームに呼び戻すことはできるはずです。

 ただ、アタランタが難色を示すことでしょう。

 今季4位と大躍進したアタランタはすでに複数の主力選手が引き抜かれています。そのため、今夏に予定を早めて呼び戻すのであれば、代わりの有望選手を新たにローン移籍で貸し出すなどの妥協案が必要になることが予想されます。

 

 少なくとも、ユベントスはスピナッツォーラ選手との契約を延長することは必須事項です。契約期間を2020年頃まで延長した状態で 2017/18 シーズンもアタランタでプレーさせるのか、それともチームに呼び戻して新契約を締結するのか。ユベントスの動きに注目です。