ユベントスと地域パートナー契約を締結しているアゼルバイジャン国際銀行が元利支払い不履行と債務再編の必要性があることを投資家に告げたと Financial Times が伝えています。
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ユベントスはアゼルバイジャン国際銀行と2016年9月に3年間に渡る地域パートナー契約を締結しています。そのため、銀行自体が傾くようなことに陥ることがあれば、ユベントスの売上高にも影響すると言えるでしょう。
しかし、地域パートナー契約であることから、影響が生じたとしても限定的になることが予想されます。
むしろ、アゼルバイジャン国際銀行が発行していた債券に投資していた企業や銀行が損失を出すことになりますので、どの程度の波紋が広がるかに注意する必要があると思われます。
アゼルバイジャンは産油国ですので、債務再編による影響はそれほど大きくはならないでしょう。ただ、投機家が逃げ出す理由にはなるため、地域パートナー契約が更新される見通しは低くなったと考えるべきです。
アゼルバイジャン国際銀行以外の銀行とも地域パートナー契約を締結し、リスクを分散することができるのか。これがユベントスの経営陣に求められていることの1つだと言えるでしょう。安定したスポンサーを確保できるのかにも注目です。