UEFA は公式サイト上で 2016/17 UEFA チャンピオンズリーグ決勝を担当する審判団を発表しました。ユベントス対レアル・マドリード戦を担当する主審はドイツのフェリックス・ブリッヒ(Felix Brych)氏です。
ドイツ・ミュンヘン出身のブリッヒ主審は1975年8月生まれの41歳。今季のチャンピオンズリーグでは4試合に担当し、誤審騒動が起きた準々決勝の試合とは全くの無縁だったこともあり、ファイナルを担当する審判に選出されたことは順当と言えるでしょう。
日時 | UEFA CL | 対戦カード |
---|---|---|
2014/10/01 | 2014/15 GS-2 |
アトレティコ v ユベントス [1 - 0] |
2015/11/25 | 2015/16 GS-5 |
ユベントス v マンチェスターC [1 - 0] |
2017/02/22 | 2016/17 R.16-1 |
ポルト v ユベントス [0 - 2] |
日時 | UEFA CL | 対戦カード |
2013/02/13 | 2012/13 R.16-1 |
レアル v マンチェスターU [1 - 1] |
2013/12/10 | 2013/14 GS-6 |
コペンハーゲン v レアル [0 - 2] |
2015/04/22 | 2014/15 QF-2 |
レアル v アトレティコ [1 - 0] |
ユベントスはブリッヒ主審が担当した試合で2勝1敗。直近では今季ラウンド16のポルト戦ファーストレグを担当し、ピアツァ選手とダニ・アウベス選手のゴールでユベントスが 0-2 で勝利しています。
対するレアル・マドリードはブリッヒ主審が担当した試合では敗け知らず。4勝2分(12得点2失点)と相性の良さを見せつけています。直近ではハビエル・エルナンデス選手の劇的ゴールで勝ち抜けを決めた 2014/15 シーズンの準々決勝セカンドレグを担当しました。
なお、ブリッヒ主審とともに決勝を担当する副審はマルク・ボルシュ(Mark Borsch)氏とシュテファン・ルップ(Stefan Lupp)氏。第4審判はミロラド・マジッチ(Milorad Mazic)氏。
追加副審はバスティアン・ダンケルト(Bastian Dankert)氏とマルコ・フリッツ(Marco Fritz)氏。予備審判はラファエル・フォルティン(Rafael Foltyn)氏が担当すると発表されています。
第4審判をセルビア人のマジッチ氏が担当し、フォルティン氏が予備審判に回ったこと以外は今季ラウンド16のポルト戦と同じ審判団がファイナルを担当することが決定しました。ユベントスが良い結果を大一番で残すことができるのかに注目です。