ユベントスがチャンピオンズリーグ決勝に進出したことを受け、コッパ・イタリア決勝の日程が5月17日に確定したとユベントスの公式ツイッターなどがアナウンスしています。

欧州サッカーのスケジュールはチャンピオンズリーグ決勝で幕を閉じます。そのため、各国内の公式戦を先に消化しておく必要があり、シーズン最終盤に日程が変更されるという状況が起きるのです。
当初は6月2日にコッパ・イタリア決勝が組まれていたのですが、ユベントスのチャンピオンズリーグ決勝進出が決まったことで、下表のとおりに変更されることとなりました。
大会名 | 節 | 日時 | 対戦カード |
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Serie A | 36 | 5月14日 | ローマ 対 ユーヴェ |
Coppa | F | 5月17日 | ユーヴェ 対 ラツィオ |
Serie A | 37 | 5月21日 | ユーヴェ 対 クロトーネ |
Serie A | 38 | 5月28日 | ボローニャ 対 ユーヴェ |
UEFA CL | F | 6月3日 | ユーヴェ 対 レアル |
ローマでのアウェイ2連戦でスクデットとコッパ・イタリアの国内タイトルを賭けるタフな日程ですが、悲願のトリプルを目指すチャンスがあることはプラスに考えるべきと言えるでしょう。
コッパ・イタリア決勝で戦うユベントスとラツィオの対戦日程は次のとおりです。
ユベントス (勝点85:1位) |
ラツィオ (勝点70:4位) |
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ローマ戦(A) (5月14日、勝点78:2位) |
フィオレンティーナ戦(A) (5月13日、勝点56:8位) |
コッパ・イタリア決勝 (5月17日) |
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クロトーネ戦(H) (5月21日、勝点28:18位) |
インテル戦(H) (5月21日、勝点56:7位) |
日程面ではラツィオの方が優位です。ユベントスが2位ローマ戦から中2日で決勝を迎えることに対し、ラツィオは8位フィオレンティーナ戦から中3日と少し余裕があるからです。
また、4位に付けるラツィオは3位ナポリとは勝点差7、5位アタランタとは勝点差5と残り3節で順位に変動が起きにくい立場にあります。
リーグ戦の4位と5位のチームがヨーロッパリーグにストレートインする可能性が極めて高いことを考えると、ラツィオがコッパ・イタリアのタイトルを狙うことに全精力を注力してくる可能性は十分にあると言えるはずです。
セリエA第36節ローマ戦とコッパ・イタリア決勝ラツィオ戦のローマで行われるアウェイ2連戦でタイトルを手中に収めることができるのか。アッレグリ監督の手綱捌きに注目です。