イタリア代表は公式サイト上で U-17 欧州選手権に向けた招集選手18名を発表しました。ユベントスからはモイーズ・ケーン選手ら、3名が招集されています。
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ユベントスから招集されたのは以下の3選手です。
- MF: ファブリツィオ・カリガラ
- MF: ハンス・ニコルッシ・カヴィグリア
- FW: ビオティ・モイーズ・ケーン
ケーン選手はトップチームでの出場歴があり、カリガラ選手は今季プリマベーラで15試合・UEFA ユースリーグで5試合のプレー経験を持っています。ニコルッシ選手は U-17 の主力選手で今後に期待がかかる選手と言えるでしょう。
今回、取り上げた理由は U-17 欧州選手権の日程です。チャンピオンシップ・ファイナルには4組16ヵ国が参加し、各組の上位2ヵ国が準々決勝に駒を進めるという大会フォーマットが採用されています。
- クロアチア、スペイン、トルコ、イタリア
- スコットランド、フランス、ハンガリー、フェロー諸島
- ドイツ、アイルランド、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ
- オランダ、イングランド、ノルウェー、ウクライナ
イタリアは5月3日が主催国のクロアチア戦、5月6日がスペイン戦、そして5月9日にトルコ戦というスケジュールです。ケーン選手を U-17 イタリア代表に送り出したということは同期間中はトップチームでの起用はないということ。
つまり、チャンピオンズリーグ準決勝モナコ戦およびセリエA第35節トリノ戦でケーン選手は招集メンバー外になることを意味しています。
ユベントスは FW がギリギリの状態ですが、ケーン選手をトップチームで起用する可能性は極めて低いとアッレグリ監督が判断したのでしょう。
ただ、ゴールデンウィーク明け以降であれば、日程的にトップチームで起用される可能性は高まります。
ケーン選手がそのチャンスを得るにふさわしい内容を U-17 欧州選手権で披露することができるのかに注目です。