ユベントスは公式サイト上でボカ・ジュニアーズに所属するロドリゴ・ベタンクール選手がメディカルチェックのため、トリノにあるJメディカルを訪問したことを発表しました。
ウルグアイのヌエバ・エルベシア出身のベタンクール選手は1997年6月生まれの19歳。2015年4月にボカ・ジュニアーズでトップデビューし、今季(2016/17 シーズン)はここまでリーグ戦で15試合に出場(その内、14試合は先発フル出場)しています。
また、U-20 南米選手権でも出場停止処分を受けた U-20 ペルー戦を除く8試合に先発出場。ウルグアイ代表の優勝に大きく貢献しました。
「メディカルチェックで問題が発覚した」との報道はないため、ユベントスがオプションを行使し、夏に加入するという流れになることが予想されます。
このオプションは2015年夏にテベス選手がボカに復帰する際に、若手4選手に対する獲得の優先権(PDF)を付随させていたものです。それにより、有望株と見込んだ選手をリーズナブルな価格で獲得することになったのですから、良い補強戦略を描いていたと評価されるでしょう。
ベタンクール選手の特徴はボールを配給することが評価されている “司令塔型の選手” です。トップレベルに成長するには「動き」の点で改善する必要があるとの指摘が一部でされていますが、これは高いレベルで揉まれることで成長が刺激されることに期待したいと思います。
夏に加入し、チームに残るのであれば、バルセロナなどと対戦する北米ツアーでお披露目される可能性は大いに存在します。ベタンクール選手がユベントスに加入するのはどのタイミングになるのかに注目です。