『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスが SPAL (セリエB)でプレーするGKアレックス・メレット選手をブッフォン選手の後継者として獲得に乗り出す可能性があると報じています。

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ユベントスによるメレット選手獲得は現実味があると言えるでしょう。なぜなら、メレット選手の保有権を所持しているのはウディネーゼだからです。
- カルネジス(31、契約:2019年6月)
- スクフェット(20、契約:2019年6月)
- ペリサン(19、契約:2020年6月)
- メレット(19、契約:2018年6月)
ウディネーゼは将来有望なGKがいるため、メレット選手が出場機会を得ることは難しい状況です。18歳でレギュラーGKとして一躍有名となったスクフェット選手がいますし、スクフェット選手からポジションを奪ったカルネジス選手が第1GKとして君臨しているのです。
契約年数から判断すると、メレット選手の保有権が売却される可能性は十分にあると言えるでしょう。
ユベントスの名前が出ているのはブッフォン選手が引退を決断した後のことを見据えてのことだと思われます。
- ブッフォン(39、契約:2018年6月)
- ネト(27、契約:2019年6月)
- レアーリ(24、契約:2019年6月)
- アウデーロ(20、契約:2021年6月)
現時点でのGKの序列は上記のとおり。レアーリ選手はオリンピアコス(ギリシャ)にレンタル移籍していますが、序列としては3番手と言えるでしょう。
メレット選手はアウデーロ選手も選出されているイタリア U-19 代表で正GKを任されている逸材です。ただ、ユベントスはアウデーロ選手との契約を2021年まで延長していますので、移籍金を支払ってまで獲得に乗り出すかという点では疑問が残ります。
ブッフォン選手の後継者が地位を確立させるまで、「ユベントスがGKの獲得に動いている」という報道が絶えることはないでしょう。ユベントスの世代交代策に注目する必要がありそうです。