ユベントスからアタランタにローン移籍し、左WBとして大きな飛躍を遂げたスピナッツォーラ選手が『スカイ・イタリア』からのインタビューに応えていましたので、概要を紹介いたします。

レオナルド・スピナッツォーラ選手:
「私達は4位のためのプロジェクトと呼んでいます。チャンピオンズリーグの出場権を獲得できる順位で終えたとしてら、ミラクルですよ。最初は誰も期待していなかったですからね。
チャンピオンズリーグ出場権を獲得するのはユベントス、ローマ、ナポリでしょう。彼らは本当に強いチームですからね。私達にとってより現実的なのはヨーロッパリーグ出場です。
このアタランタはガスペリーニ監督による部分が大きいです。フットボールのアイデアは彼独自のものが数多くあります。
最初は守備でのミスがあったため、私達は多くの代償を払うことになりました。学ぼうとしない場合は守備の役割は任せられないと監督から言われました。ハードワークしましたし、それで私はここにいるのです。
ガスペリーニには感謝しています。セリエAでも持ち味を示すことができました。いつかユベントスに復帰したいと思っています。それが私の目標です」
スピナッツォーラ選手は 2015/16 シーズンはセリエBのペルージャでプレーし、中盤の様々なポジションや左SBで起用され、34試合2415分の出場機会を得て成長し、今季はアタランタにローン移籍しています。
今季は序盤から起用されていたのですが、パフォーマンスが良くなくドラメ選手にポジションが奪われることとなりました。しかし、第11節で得られたチャンスを活かすと、そこからは左WBのポジションを自分のものとし、評価を高めています。
第26節のナポリ戦では2得点をあげたカルダラ選手に注目が集まっていますが、スピナッツォーラ選手のパフォーマンスも申し分のないものでした。
対面したヒサイ選手を圧倒しましたし、サイドでボールを持ち上がり、2点目のアシストとなったクロスを右足アウトで供給したのはスピナッツォーラ選手です。SBはユベントスの補強ポイントであり、スピナッツォーラ選手を引き戻すことも1つのオプションと言えるでしょう。
アタランタで大きく飛躍し、ユベントスでポジション争いをするレベルの選手に成長して欲しいと思います。