ユベントスは公式サイトでDFのパトリス・エヴラ選手がフランスのマルセイユに移籍したことを発表しました。
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エヴラ選手は2014年夏にユベントスに加入し、2年半でチームを離れることとなりました。昨シーズンは左サイドの主力という位置づけでしたが、今季はアレックス・サンドロ選手がレギュラーとしてプレーしており、出場機会を求めての移籍だと言えるでしょう。
マルセイユはベディモ選手が左SBとしてプレーしていましたが、怪我で離脱してからポジションに空きが生じている状態です。そのため、出場機会を求めるエヴラ選手にとって理想的な移籍先となるでしょう。
なお、移籍金についてですが、ユベントス、マルセイユともに言及していません。おそらく、ユベントスと契約解除(=移籍金ゼロ)によって移籍した形になっていると思われます。
エヴラ選手がマンチェスター・ユナイテッドから移籍した際に生じた移籍金は120万ポンド(約2億円)です。
残り半年で契約が満了するベテラン選手が多額の移籍金をチームにもたらす可能性は低く、移籍を希望した選手を無理に引き止める理由はクラブには存在しないと言えるでしょう。
ローマを率いたガルシア監督の下、エヴラ選手がどういったパフォーマンスを見せ、キャリアの晩年を飾るのかに注目です。