ローマとの直接対決に 1-0 で勝利したユベントスの監督・選手によるセリエA第17節の試合後コメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「試合終了の笛を聞くまで私は怒っていました。それは私達がリードを持っていることに対し、上手く活かすことができていなかったからです。
ローマは非常にフィジカル的で、セットプレーから私達は多くのリスクに見舞われました。ローマにそのような機会を多く与えるべきではなかったと思います。
この勝利で折り返しまで2試合を残して42ポイントに到達しました。今夜の勝利は重要です。ローマとは7ポイント差ですが、まだまだ長い道のりが残されています。
私はホーム25連勝という記録にはあまり興味がありません。シーズンが終わった時に順位表の1番上に位置していることに関心があるためです。
ピッチに立った22選手を称賛する必要があるでしょう。マンジュキッチを残したのは彼は最後まで戦うことができる存在だからです。
この勝利を楽しみ、次に起きることを見なければなりません。ミランとのスーペル・コッパも正しいメンタリティーで臨むことが重要です。私達はリーグ戦で敗けていますし、試合は一発勝負で、セカンドチャンスはないのです。
ピアニッチは腰を打ちました。時間をおけば、回復することでしょう。ルガーニはジェコを沈黙させ続け、すばらしいパフォーマンスを披露しました。アレックス・サンドロも守備で良いステップワークを見せました。
ストゥラーロもビダルのようにローマのMF陣と戦い、1対1で勝利しています。デ・ロッシ、ストロートマン、ナインゴランらと対戦することは簡単なことではありません」
ゴンサロ・イグアイン選手:
「まだ勝たなければならないという飢えがあります。スクデット5連覇を達成しているチームなのですが、勝利への渇望はクレイジーなものがあります。
それは私に勝ち続けたいと思わせ、上手く続けたいとも思わせています。ユーヴェはメンタル面でも非常に強いチームです。私はこの勝利に満足していますし、シーズンの大事な時期に7ポイントのリードを持っていることを嬉しく思っています。
難しい試合でしたし、ちょっとしたことが試合を決めることを知っていました。70分に渡り、チームとしてよく守ったと思いますし、ホームに勝利をもたらすことができました。
私達はアドバンテージを持っていますが、リーグはまだ終わっていません。長い道のりが残されており、私達は継続する必要があります。
ユーヴェのライバルはユーヴェ自身です。もし、リーグを勝てなかったら、それは自分たちの責任です。ナポリは復調してきましたし、ローマのこの勢いを保つでしょう。私達は自分たちがしていることをフォローする必要があるのです」
ダニエレ・ルガーニ選手:
「自分自身のパフォーマンスに満足していますが、まずはチームの結果が優先です。この勝利には6ポイントの価値がありました。
どの試合においても私は信頼されていると感じますし、選手として普通のことでしょう。アクションが求められることは成熟することの手助けとなります。
様々な点において成長していると感じています。ですが、最も重要なステップは心理的なものだったと言えるでしょう。エンポリという異なるレベルのクラブから加入しましたし、適応するのにそれなりの時間を必要としました。
個人的に素晴らしい1週間になりました。トリノダービーに始まり、契約を延長し、そしてローマ戦での勝利です。ドーハでのスーペル・コッパではトロフィーを掲げ、ホームに持ち帰りたいと思います」