セビージャとの大一番を逆転勝ちで終えたユベントスの監督・選手による試合後のコメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「開始10分での相手にとっての唯一のチャンスで失点してしまいました。後半のセビージャはスペースを消し、戦術的なファールを多くしたと思います。
セビージャには優れた選手・監督がおり、ここで勝つことは簡単なことではありません。最終節を前にグループ首位に立ったことはポジティブなことです。グループ突破を決めたことで1つの目標を達成しました。次はリーグ戦を首位でクリスマスを迎えること、それからドーハでスペール・コッパを勝ち取ることです。
この試合に勝たなければならなかったですし、選手たちはやり遂げました。後半についてはもう少しボールを早く動かすべきだったと思います。非常にフィジカル的だったことも、試合を難しくしました。
ケーンは成熟中であり、成長中です。彼は他の選手がそうであるように高みを目指している途中ですし、自分が何をできるのかを示せるようになるでしょう。
目標の1つを達成したのですからハッピーです。改善し、よりシャープにならなければなりません。ラスト数分で相手にボールをプレゼントするなどクレイジーなことですし、空中戦に優れた相手にCKを与えるなど論外です。ですから、私は怒っていたのです」
クラウディオ・マルキージオ選手:
「ラウンド16に進出するという重要な目標を達成できたことを嬉しく思います。簡単な試合ではありませんでした。3点目でようやく解放されたという感じです。ホームで強く、失点を許していないセビージャを相手にしたパフォーマンスは悪くはなかったです。
まだ改善する必要があります。こうしたチームよりも、良いプレーするクオリティーを持っているからです。私は長期離脱していましたから、試合で少し苦労するのは普通のことです」
レオナルド・ボヌッチ選手:
「ディナモ・ザグレブに勝つことを考えなければなりません。なぜなら、フットボールの世界で絶対ということはないからです。
セビージャは最初の枠内シュートを得点につなげて、上手く試合を進めたと思います。しかし、私達はハードワークし、勝利を手にしました。セビージャはすべてのスペースを消し、私達はミスもしました。ですが、幸運にも私の左足が私達に手を差し伸べることとなったのです。
チャンピオンズリーグではどの試合も難しく、非常に拮抗していることは当たり前です。この試合がシーズンの分かれ道であることを私達は知っていましたし、最初の目標を達成したと思います」