アベッリーノのホームに乗り込んだユベントス・プリマベーラはボヴェ選手の得点を皮切りに8得点をあげ、1-8 で勝利しました。

試合に出場したユベントスの選手は以下のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア |
DF | 2: センペリーニ 4: ムラトーレ (C) 6: アンデルセン 3: ベルウアット(→ 16' st. 16: セヴェリン) |
MF | 7: マツェク(→ 23' st. 22: メリオ) 5: トゥレ 8: ボヴェ 10: モスティ |
FW | 9: ゼチリ 11: レリス(→ 23' st. 20: クレメンツァ) |
グロッソ監督は来週のミッドウィークに UEFA ユースリーグを戦う日程であるため、ターンオーバーを敢行。カスタノス選手やロジェリオ選手を休ませ、4-3-1-2 で試合に入ります。
試合はユベントスが前半から地力の差を見せつける展開となります。12分にマツェク選手が入れた右サイドからのクロスをニアでボヴェ選手が合わせ、ユベントスが先制。
23分にはカウンターでボールを受け取ったモスティ選手がエリア外から左足を豪快に振り向き、リードを2点に広げます。さらに30分にはFKからムラトーレ選手が頭で合わせ、3点目。
前半終了間際の41分には左サイドに開いたレリス選手からのパスをニアで受けたゼチリ選手がトラップから左足でファーサイドのネットを揺らすことに成功し、ユベントスが4点のリードを持って前半を折り返します。
ユベントスの勢いはハーフタイムでも途切れることはなく、後半開始キックオフのボールを左サイドで受けたレリス選手がドリブルで強引にアベッリーノ守備陣を突破し、5点目を奪い取ります。
一方のアベッリーノも54分にドリブルで持ち上がったアルチェッロ選手がミドルシュートを決め、一矢報いることに成功します。しかし、ユベントスはモスティ選手がこの日2点目を74分に決め、再びリードを5点とします。
モスティ選手の2点目をアシストしたのはヴィアレッジョ・カップのミラン戦で大怪我を負ったクレメンツァ選手。復帰戦でアシストを記録すると、82分にはゴール正面右で獲得したFKを直接決め、得点も記録します。そして、90分にはクレメンツァ選手自らが獲得したPKをゴール右上に蹴り込み、ドッピエッタを達成。
チームは 1-8 で快勝するとともに、クレメンツァ選手は復帰戦で2ゴール1アシストと復活を完全アピールする内容となりました。
主力選手を温存した中で起用された選手が結果を出したことはプリマベーラの選手に成長のきっかけを与えるという点でもポジティブなものだったと評価することができます。
次戦は10月18日(火)に行われる UEFA ユースリーグ、アウェイのリヨン戦です。全チームが勝点3で並んでいる状況ですので、試合の重要度は非常に高いと言えるでしょう。プリマベーラの戦いにも注目です。