チャンピオンズリーグと同じ日程で行われる UEFA ユースリーグはユベントスが後半アディショナルタイムにボヴェ選手が決めたFKで 2-1 と競り勝ち、白星発進に成功しました。
試合に出場したユベントスの選手は以下のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 2: ベルアット 4: ヴォリャッコ(→ 34' st. 5: コッコロ) 3: セベリン(→ 14' st. 18: モスティ) 6: ロジェリオ |
MF | 7: マツェク 14: トゥレ(→ 14' st. 20: ボヴェ) 8: ムラトーレ(C) 10: カスタノス |
FW | 19: モイーズ・ケン 11: レリス |
グロッソ監督は 4-3-1-2 を選択。カスタノス選手をトップ下に置き、最前線はレリス選手とモイーズ・ケン選手の2トップでセビージャを迎え討ちます。
両チームとも縦への突破で展開を打開しようとする中、最初にセビージャが決定機を迎えます。
28分に右サイドを突破し、中央での混戦から左に展開し、メナ選手が右足アウトサイドでシュート。これはポストに嫌われ、ユベントスは命拾いをします。
すると、ユベントスは34分に決定機。カスタノス選手のスルーパスに上手く反応したモイーズ・ケン選手がエリア右から豪快なシュートを決め、大器の片鱗を見せ付けるとともにFWのポジション争いにも名乗りをあげます。
パラティーチSDとネドベド副会長が観戦する中、前半はユベントスが 1-0 で折り返すことに成功しました。
後半に入ると、セビージャが復調し、同点に追いつきます。53分に左サイドで入れ替わりに成功し、GKとDFの間にクロス。これを飛び込んだメナ選手が上手く合わせ、スコアをイーブンに戻します。
勝ち越しを狙って前に出たユベントスに対し、セビージャはロングボールを多様し、裏のスペースを活かしユベントスゴールに迫ります。しかし、GKデル・ファベロ選手が立ちふさがり、勝ち越しを許さず、試合はアディショナルタイムに突入します。
そして、94分にゴール正面でカスタノス選手が倒され、ユベントスがFKを獲得。これを途中出場のボヴェ選手がゴール左上に蹴り込み、試合終了のホイッスル。ユベントスが 2-1 で競り勝ちました。
UEFA ユースリーグの次節はアウェイのディナモ・ザグレブ戦。昨シーズンはグループステージを突破することができなかったため、セビージャ戦を勝利でスタートできたことは大きいと言えるでしょう。
トップチームで活躍するための良い成長の舞台として、この大会を活用して欲しいと思います。