2016/17 シーズンのカンピオナート・プリマベーラが開幕し、ユベントスの初戦はアウェイのウディネーゼ戦でした。試合は両チームとも互いに譲らず、0-0 で終えています。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 2: ベルアット、4: ヴォリャッコ、6: セベリン、3: ロジェリオ(→ 44' st. 16: トリパルデッリ) |
MF | 7: マツェク、5: ボヴェ、8: ムラトーレ(C)、10: カスタノス(→ 44' st. 19: メリオ) |
FW | 9: モルゼッリ(→ 31' st. 13: コッコロ)、11: レリス |
グソッロ監督が起用したシステムは 4-3-1-2。左SBで先発したロジェリオ選手と2トップの一角に入ったレリス選手以外は昨シーズンもプリマベーラでプレーした選手がスタメンに名を連ねました。
ロジェリオ選手は今年1月にサッスオーロ(プリマベーラ)に加入した選手。今夏、Jメディカルで姿を確認されたこともあり、ユベントスの一員としてプレーすることとなりました。
一方、FWとして先発したメディ・レリス選手はキエーボのプリマベーラで22試合に出場し、9得点3アシストの成績を残したフランス人FWです。得点力を見込まれての移籍になったと言えるでしょう。
試合はカスタノス選手がトップ下や右ウィングという形で幅を取り、4-3-3 にも変化する柔軟性を持ってスタート。
最初にチャンスを迎えたのはユベントス。ムラトーレ選手が左サイドを突破し、エリア内での混戦からレリス選手がシュートを放つも決め切れず。それでも、得点を感じさせる内容を保ち、40分にはモルゼッリ選手のFKがポスト直撃になるなど、惜しい展開が続きます。
対するウディネーゼは42分に左サイドを突破し、中央にクロスが入るものの、ハリロビッチ選手が合わせ切れず。前半は 0-0 で折り返します。
後半も前半と同様にユベントスが押し気味に試合を進めます。相手のパスミスを突いたマツェク選手、個人でドリブル突破を仕掛けたロジェリオ選手が枠内シュートを放つも、GKボルゼリーニ選手がセーブ。
暑さもあり、両チームともに得点機を作り出すことはできず、試合はこのまま 0-0 で終えました。なお、グロッソ監督が試合後にコメントした内容は以下のとおりです。
ファビオ・グロッソ監督:
「私は満足しています。私達が示さなければならない強さを示すことができたからです。ポゼッションを行い、ゴールに迫り、良い試合をしました。
できることですし、そうしなければなりません。また、向上しなければならないのです。今シーズンの主役に私達はなりたいのですが、カンピオナートは簡単なことではありません。
確かに試合は暑さによる影響を受けました。この気候が私達にとっても、ウディネーゼにとっても難しいものにしました。ゴールを見たかったですし、私達は勝利に値したと思います」
ユベントス・プリマベーラの次節は9月14日に行われる UEFA ユースリーグのセビージャ戦。ユース年代が強いスペイン勢をホームに迎え、今シーズンの初勝利をあげることができるかに注目です。