ユベントスは公式サイト上でアルゼンチン代表のロベルト・ペレイラ選手がワトフォード(プレミアリーグ)に移籍したことを発表しました。
プレスリリース(PDF)は以下のとおりです。
トリノ、2016年8月20日 - ユベントス・フットボールクラブはワトフォードFCと選手ロベルト・マキシミリアーノ・ペレイラの登録権を1300万ユーロの4年分割で売却に合意したことを報告いたします。
期間内に一定条件を満たすことで売却額は200万ユーロ増額されることとなります。なお、この取引によって生成される経済効果は20万ユーロのプラスとなっております。
2014年夏にウディネーゼからローン移籍で加入したペレイラ選手は 2014/15 シーズンに素晴らしい活躍を見せ、2015年夏にユベントスが1400万ユーロ+ボーナス150万ユーロで買取オプションを行使しました。
さらなる飛躍が期待された 2015/16 シーズンでしたが、負傷の影響もあり、満足な成績を残すことはできませんでした。ピアニッチ選手やピアツァ選手と中盤に選手が補強された関係で、ポッツォ家がオーナーを務めるワトフォードで再スタートを切ることになったのだと思われます。
ちなみに、ペレイラ選手の売却がそれほど経済的なプラスを生み出していない理由は獲得に費やした移籍金の支払い義務がまだ残っている状況だからです。
2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | |
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支出額 (to Udinese) |
€ 4.6m | € 4.6m | ー | ー |
+ボーナス150万ユーロ | ||||
収入額 (fron Watford) |
€ 3.25m | € 3.25m | € 3.25m | € 3.25m |
+ボーナス200万ユーロ |
そのため、ウディネーゼやワトフォードを所有するポッツォ家が売却時とほぼ同額でペレイラ選手を獲得したと言えるでしょう。ペレイラ選手にはプレミアという新しい舞台で持ち味を存分に発揮して欲しいと思います。