現地時間17日の午後、ユベントスは毎年恒例となっているヴィッラール・ペローザでの紅白戦を開催し、ファンに新チームのお披露目を行いました。
その際に行われたトップチームとプリマベーラと試合はイグアイン選手のゴールなどでトップチームが 2-0 で勝利しています。
セリエA開幕前の最後の実戦となっているのですが、プリマベーラとの対戦ということもあり、実戦形式の練習試合という内容が近いと言えるでしょう。3-5-2 のシステムで以下の選手が先発に名を連ねました。
GK: ブッフォン
DF: ルガーニ、ボヌッチ、キエッリーニ
WB: リヒトシュタイナー、エヴラ
MF: ケディラ、ピアニッチ、アレックス・サンドロ
FW: イグアイン、ピアツァ
フレンドリーという形でスタートしたのですが、ピアニッチ選手が筋肉の違和感を訴えたため、13分にエルナネス選手との交代を余儀なくされます。
それでも、ピアツァ選手に15分と35分に得点機が訪れたものの、ゴールを決めることはできず。スリッピーなピッチに苦しみ、リードを奪うことができません。
スコアが動いたのは40分。エルナネス選手からの右CKを中央でイグアイン選手が高い打点で合わせ、ついに均衡を破ることに成功。このゴールでトップチームが1点リードで前半を折り返します。
後半に入ると、トップチームは4バックに変更。4-3-2-1 が基本形となり、動きをチェックする意図を見せます。
GK: アウデーロ
DF: ダニ・アウベス、バルザーリ、ボヌッチ、エヴラ
MF: マツェク、エルナネス、カスタノス
FW: ディバラ、マンジュキッチ、ピアツァ
すると、一瞬の隙を突き、トップチームが追加点をあげます。
48分にカウンターでカスタノス選手が左サイドを駆け上がり、並走してエリア内に侵入したディバラ選手にグラウンダーのクロス。このボールがクリアしようとしたコッコロ選手の足に当ってオウンゴール。トップチームのリードが2点に広がります。
試合は選手の撮影&サイン会が始まったため、(昨年と同様に)57分過ぎで終了。
ピアニッチ選手のコンディションが気がかりですが、それを除けば順調にプレシーズンの日程を消化してきたと言えるでしょう。
EURO 2016 が行われていた関係で、選手の仕上がりにバラツキがあることが今シーズン序盤の特徴です。コンディションの整った選手を上手く組み合わせ、土曜日のフィオレンティーナ戦で結果を出すことが求められていると言えそうです。