ナポリのデ・ラウレンティス会長がイグアイン選手の移籍に対し、ユベントスファンから “感謝の言葉” をかけられたと『ANSA』が伝えています。

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デ・ラウレンティス会長が友人や家族たちとフィリクディ島を訪れていた際、レストランでユベントスファン3名からイグアイン選手の移籍に対する感謝を告げられたとのことです。
ちなみに、デ・ラウレンティス会長は「大物を補強してやる」と言い返したそうですが、「イカルディのことを言っているのか」とのツッコミにはダンマリだったとANSAは報じています。
なお、3人組のリーダー、ピノ・リ・ドンニ氏(イタリア・エオリア諸島リーパリ島出身)は「我々の “聖ジェンナーロ” に感謝しないとね。イグアインがいれば、チャンピオンズリーグを制覇できるのだから」とインタビューに応えています。
聖ジェンナーロとは聖ヤヌアリウスのこと。カトリックの聖人・殉教者で、ナポリで守護聖人になったとの逸話が存在します。
つまり、ナポリのオーナーであるデ・ラウレンティス会長のことをユベンティーノ3人組は “聖ジェンナーロ” と呼び、皮肉まじりにコメントを述べているのです。非常にイタリアらしいエピソードと言えるでしょう。
イグアイン選手にはコンディションを整え、移籍金に見合う活躍を見せ、「太りすぎ」と批判を寄せたファンやメディアを結果で見返して欲しいと思います。