2016/17 シーズンをセリエAを戦うカリアリはユベントスからシモーネ・パドイン選手を獲得したことを公式サイト上で発表しました。
パドイン選手のカリアリ行きは交渉が進んでいることがメディアでも報じられ、移籍が合意に達した段階で選手やチームメイトから別れの言葉が告げられるなど、残すは正式発表を待つばかりとなっていました。
ユベントスも #GraziePado というハッシュタグを生成し、感謝の気持ちをファンと共有するとともに、公式サイト上でも移籍が決まったことを正式に認めています。
カリアリ・カルチョとの合意
選手シモーネ・パドインの処遇についてトリノ、2016年7月4日 ー ユベントス・フットボールクラブは選手シモーネ・パドインの登録権を3年分割・合計60万ユーロでカリアリ・カルチョに移管することに合意したことを発表いたします。なお、この取引によってユベントスに大きな経済効果が生み出されることはありません。
注目点でもあった選手の移籍金は60万ユーロ。「100万ユーロほどで決着するのではないか」と見られていたことを考えると、ややリーズナブルだったと言えるでしょう。
カリアリでは昨シーズンに移籍したマルコ・ストラーリ選手と再びタッグを組み、カリアリのセリエA残留を目指して戦うことになります。
ユベントスで獲得したトロフィーは全部で10個。ユーティリティー選手としてチームに多大な貢献をしてくれましたので、新天地ででも存在感を発揮してくれるものと期待しています。
パドイン選手はバレンティナ夫人のインスタグラムを通して、ファンにメッセージを送りました。
その中で、Grazie (グラッツェ、ありがとう)という言葉を7度も使い、クラブ、監督、首脳陣、スタッフ、選手、そしてファンに感謝の言葉を送っています。チームのために貢献してくれたプロフェッショナルな姿勢はこれからもユベントスで高く評価し続けることでしょう。
GRAZIE PADO!!