トロフェオ・ドッセーナに参加していたユベントス・プリマベーラは準決勝でミランに 0-2 で敗れ、大会を去ることとなりました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | デル・ファベロ |
DF | エレウテーリ → 1'st シアーニ(loan to カルピ) セヴェリン コッコロ ベルウアット |
MF | ムラトーレ → 24'st ブレッシアーニ(loan to ベルチェッリ) ディディバ ボヴェ ムピンダ → 16'st モンテレオーネ(loan to ベルチェッリ) |
FW | モルゼッリ → 21'st マッサーロ(ヴィチェンツァ) プントリエーレ(ヴィルトス・エンテッラ) → 24'st ファイオラ(loan to スペツィア) |
グロッソ監督が送り出したイレブンはグループリーグ初戦を戦ったメンバーとほぼ同じ選手たちで決勝進出を目指します。立ち塞がるのは多くのユース出身選手を排出しているミラン。
試合は1000人を超える観客が見守る中でキックオフを迎えます。
まずはユベントスがプントリエーレ選手の走り出しから得点を感じさせますが、ゴールには結びつかず。対するミランはハマディ選手からのクロスからチャンスが生まれるも、こちらはデル・ファベロ選手のセーブで得点とはなりません。
なおも攻め立てるミランは20分と25分に立て続けにチャンスを迎えるも、デル・ファベロ選手の牙城を崩し切ることができず、ミラン優勢という試合展開で前半を 0-0 で終えます。
先にスコアを動かしたのはミラン。後半2分にリバウンドのボールを右サイドからクロスをガッビア選手のヘディングシュートで均衡を破ることに成功。
反撃に出たいユベントスでしたが、追加点を狙うミランの攻撃を防ぐ方に終われ、反撃の糸口を掴むことができません。すると、後半9分には(ファールだったが)ミランがプレスからボールを奪い、リードを2点差とします。
ユベントスはこのビハインドを跳ね返すことはできず、試合はこのまま 0-2 で終了し、プリマベーラの今シーズンは終了することとなりました。
試合内容としてはミランに終始押され気味でしたので、敗れたことはサプライズとは言えないでしょう。ただ、シーズンを良い形で締めくくることができなかったことは残念と言えそうです。
プレミアリーグやリーガエスパニョーラのようにユースチームは U-21 になる流れが出来つつありますが、そうなることでプリマベーラ出身選手がトップチームに定着する足がかりとなる期待を持つことができます。プリマベーラでの経験を活かし、トップチームで活躍する選手が数多く出てきて欲しいと思います。