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ユベントス、イタリアトップのブランド価値も保つも全体では11位

 『Brand Finance』が最も価値あるフットボールブランド50(PDF)を発表し、ユベントスは全体で11位にランクインしました。

画像:ユベントスの選手たち

 上位にランクインしたクラブは下表のとおりです。

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表1:ブランドファイナンス選出のクラブ価値
(単位:百万ユーロ)
Rk クラブ ブランド価値 Rating
1 マンチェスター・U 1,077
(+18%)
AAA
(90/100)
2 レアル・マドリード 1,056
(+60%)
AAA+
(95/100)
3 バルセロナ 914
(+56%)
AAA+
(95/100)
4 マンチェスター・C 833
(+37%)
AAA-
(83/100)
5 バイエルン・ミュンヘン 798
(+13%)
AAA+
(91/100)
6 アーセナル 790
(+48%)
AAA
(88/100)
7 パリ・サンジェルマン 729
(+78%)
AAA-
8 チェルシー 714
(+19%)
AAA-
(83/100)
9 リバプール 688
(+57%)
AAA
(86/100)
10 トッテナム 406
(+49%)
AA+
11 ユベントス 264
(-1%)
AAA
(88/100)

 デロイト社が算出した『フットボール・マネーリーグ』で上位にランクインしたクラブがほぼトップ10にランクインした形となっています。

 上位のサッカークラブがブランド価値を伸ばしたことに対し、ユベントスは価値を停滞させたことはマイナスと言えるでしょう。これは前年度のチャンピオンズリーグで決勝進出したことと比べ、ベスト16止まりだったことが大きな要因だと思われます。

 

 しかし、ポジティブな要因がない訳ではありません。“パワフルなフットボールブランド” というランキング分野でユベントスはアーセナルと同じトップ5にランクインしているのです。

 このブランド力を「イタリア国外での収益アップにどう活用するか」が課題になるでしょう。

 セリエAで5連覇を達成し、コッパ・イタリアでも2連覇を達成しているのです。リーグの価値を上げるのはユベントスだけでできることではありませんので、クラブとして狙うは『ヨーロッパでのタイトル』になります。

 チャンピオンズリーグで安定した成績を残し、ビッグイヤーを掲げることが最大の目標になります。パワフルなブランドをうまく活用し、必要な資金や選手を獲得できるかがポイントです。

 

 収益面を基本とした財政は安定している様子が決算書からも読み取れますので、数値化しにくい “ブランド” をどのように経営に反映させられるかがビッグクラブと渡り合うためには不可欠だと言えるでしょう。