ユベントスがトッテナムのクリスティアン・エリクセン選手に興味を示していると、ロンドン『イブニングスタンダード』が報じたニュースを『トゥット・スポルト』が紹介しています。
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24歳のエリクセン選手は今季トッテナムの躍進に大きく貢献した選手の1人です。トップ下を務めることができる選手であり、ユベントスが獲得に興味を示していたとしても不思議ではありません。
しかし、実際に獲得交渉が始まるかは別の話です。
まず、トッテナムは3位でリーグ戦を終えており、来季はクラブ史上初のチャンピオンズリーグ本戦に出場します。主力選手として活躍し、来季もレギュラーとして序列が確定的な選手が移籍を希望する可能性はそれほど高くありません。
むしろ、チャンピオンズリーグの出場権を獲得したタイミングで “昇給を含めた契約更新を狙った動き” の方が本命と見ておくべきでしょう。
トッテナムにはハリー・ケイン選手(22)、エリック・ラメラ選手(24)、デレ・アリ選手(20)と若く才能豊かな選手が揃い、主力としてプレーしています。
“伸びシロ” が多くあると期待されているチームなのですから、レギュラー格の選手をチームに残し、選手層に厚みを出すために実力者を補強するという戦略を採るものと予想されます。
「ロンドンという都市が持つブランド力」と「プレミアリーグの放映権料収入」に加え、「チャンピオンズリーグでの収入」も考えると、ユベントスが希望する価格でエリクセン選手を獲得することは現実的とは言い難く、憶測程度で聞き流しておいた方が良さそうです。