ユベントスは公式サイト上でクラブが資金提供を行ったトリノにある聖アンナ病院の新生児病棟がリニューアルオープンしたことを発表しました。
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このリニューアルはユベントスが支援する財団である “聖アンナとの共生(Crescere Insieme al Sant'Anna)” の主導で行われ、設備が最新化されることとなりました。
それにより、30 床ごとに4区画、750 平方メートルの広さを有し、集中ケアやセラピーといった新生児病理学の管理が可能になったとのことです。
また、施設面としては自然に配慮した太陽光発電の導入や、最新の医療設備、低体温症や神経疾患を有する重篤な乳児に対応するための設備も備えていると発表されています。
新生児医療はコスト面での負担が多く、継続支援が欠かせない状況となっています。そのため、財団から医療機器など設備面での援助が行われたことがクラブ公式サイトを通して発表されたと言えるでしょう。
“聖アンナとの共生”財団の目的も新生児分野のリストラ(=再構築)を掲げていますので、効率化ができる部分はしなければなりません。
「医療で利益を出すのか」という反発の声を招く可能性はありますが、費やすことができるリソース(資金や医療従事者)には限度があることも事実です。
「所有しているリソースをいかに有効活用することができるか」は常に問い続け、改善し続けなければならないことと言えるのではないでしょうか。