『メディアセット』によりますと、出場機会を求めるザザ選手に対し、ユベントスは移籍を容認する方向に傾いているとのことです。
ザザ選手はカルピ戦後、「多くの我慢をしているが、満足はしていない」と発言したため、出場機会を求めて移籍するのではないかとの報道が活性化し始めました。
1月の時点でもヴォルフスブルクやワトフォードなどのプレミア勢から獲得オファーがありましたが、シーズン中の移籍をユベントス側が嫌った経緯があります。しかし、夏の移籍市場では話は別です。
代替選手を獲得できる期間は確保されているだけに、適正額の移籍金が提示されれば、ザザ選手の退団希望を容認することになるでしょう。
『ガゼッタ紙』は 2500 万ユーロがユベントスが求める額だろうと報じています。昨夏に 1800 万ユーロを費やしてザザ選手の買取りオプションを行使したことを考えると、2000〜2500 万ユーロに設定されていることが予想されます。
ザザ選手に興味を示していると報じられているのは “イタリア化” を目指しているミランやローマといったセリエAのチームに加え、今季プレミアを制したレスターの名前も急浮上しています。
特にレスターは来季チャンピオンズリーグを戦うこともあり、FWの補強が不可欠です。ラパドゥーラ選手(ペスカーラ、セリエB)への関心が伝えられていましたが、ザザ選手を獲得できるチャンスがあるなら、方針転換することも十分に考えられるでしょう。
ザザ選手が見せたパフォーマンスでは、来季のレギュラーポジションは保証されないでしょう。今季と同じ立場からスタートすることが受け入れ難いのであれば、新天地を求めた方が良い結末を迎えることができると思われます。